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今回の共演が3回目となる、Daisuke Suzukiさんとの連名作品。前々作の千秋での路傍の石の郷愁の聴視点から物語が続き、走馬灯のように流れる時を客観的に見つめる聴視点は今までの、MIRROR、ORA等で魅せた安寧さは無い物の、聞き手の聴覚経験則をくすぐる、裏ジャケットが象徴するような製作者と共に淡い記憶を辿る様な13曲構成の半生記随筆音楽となりました。
今回は、その重要な感情喚起の一翼にWHITEHOUSEやCURRENT 93等の作品でのマスタリングを手がけたベテランDenis Blackhamによる音響仕上げと、前述のSuzuki Daisukeさんの伴侶、Suzuki Naokoさん、特別参加のVikki Jackmanが聞き手の音感認知の選択ヴァリエーションを増やしてくれました。既成のドローン音響などという狭義には収まらないエクスペリメンタル音楽新工程作品。
私個人は、従来のドローン作品ではないものの、Suzuki Daisukeさんとの競作になるとより音楽受動感覚が深化されるようで素晴らしい作品と思います。
ANDREW CHALK & DAISUKE SUZUKI / アンドリュー・チョーク&ダイスケ・スズキ