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FINDERS KEEPERS傘下に新たに設立されたエクスペリメンタル/ジャズ/アヴァンギャルド音楽専門レーベルCACOPHONICよりレア7"リイシュー・シリーズ第2弾!!
JJPのモスト・ウォンテッドな珍盤モンド初期電子音EPがまさかまさかのリイシューです!!
PERREY AND KINGSLEY結成の少し以前、50年代後半にパリで薬学の学生だったペリー青年が学部をやめて電子音楽の世界に没入することになったまさにきっかけ、現代キーボードの元祖なモンド鍵盤ONDIOLINE (オンディオリーヌ)。その後そのデモンストレーション・オペレーターとしてヨーロッパ各地やついにはアメリカまでぶっ飛んでしまう彼の原点となる60年の作品がこちら。開発者GEORGES JENNYに唆され、音楽家としてというよりもまさに操作者もしくは「演奏するセールスマン」として取り組んだ本作では、まだ名も無いJEAN-JACQUES PERREYの名は伏せられMR. ONDIOLINEなる覆面喜劇人として登場、電化された戦前ノスタルジア・ポップスを忠実かつチープに奏で、革新的なオンディオリーヌの音の魅力を伝えるための演奏が真摯になされています。結果として出てきたおもちゃのような音像に加え、さらに犬の鳴き声など具体音をギミックに使いつつテープエディットを駆使して仕上げられているなど、その初期から実験精神とユーモアに溢れすぎていたことを証明する貴重な音源といえるでしょう。ちなみにこれ以前の50年代にすでに一部でONDIOLINEも使用された子供向けレコードや不眠症患者向けレコードなど仏盤オンリーの数作を手掛けているので、これが氏のデビュー盤というわけではありません。
MR. ONDIOLINE