ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念企画“European Jazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画第11弾♪
ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念企画“European Jazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画第11弾♪
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※デジパック
◆ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念して立ち上げた企画“European Jazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画第11弾に、ヨーロピアン・ジャズの重鎮クラリネット奏者、ルイ・スクラヴィスが登場!同企画に登場したミシェル・ポルタルやダニエル・ユメール等とは一つ下の世代で、ヨーロッパのフリー・インプロ界を牽引し、日本でも根強いファンを持つ。大小様々な編成で活動しており、前作、『Asian Fields Variations』では、ヴァイオリン、チェロとの一風変わったトリオ編成だったが、今作はスクラヴィスに、テナー、ベース、ドラムの、フリー・ ジャズでは王道の二管ピアノレス ・ カルテット編成!!
◆シルヴァイン・リフレはフランスの気鋭のサックス奏者・作曲家で、2015年にはジョン・イラバゴンとの共作、『Perpetual Motion』でも話題となった。Sarah MurciaはJ.F.ジェニー・クラークに師事したベーシストで、映画音楽の作曲やシンガーソングライターとしても活動。Christophe Lavergne はフランスで活躍中のドラマーで、近年ではスクラヴィスのクインテットなどにも参加している。
◆ 1 曲目“Wisdom”は、フリー・テンポで明るく速めのパッセージをユニゾンする、オーネット・コールマンを思わせるサウンド。バス ・ クラリネットのソロの後、途中でインテンポのテーマが挟まり、テナーのソロに。また、ベース・ラインとバス・クラリネットのユニゾン、ベースのみのソロ、ドラムのみのソロになるなど、展開の多い大曲だ。2 曲目“Avant La Marche”もテンポフリーだが、静かでダークな楽曲。ここでシルヴァインはお得意のスラップ ・ タンギングを披露する。全体的に、スクラヴィスの抑揚ゆたかなプレイはもちろん、素早いレスポンスのドラムに粒立ちの良いベース、跳躍を駆使したテクニカルなテナーも聴きどころだ。
◆ヨーロピアン ・ フリー・ ジャズの精神は、ベテラン、ルイ ・ スクラヴィスを通して、若い世代に脈々と受け継がれていく。洗練されたフリー・ジャズ!!
メンバー:Louis Sclavis(cl, b-cl), Sarah Murcia(b), Christophe Lavergne(ds), Sylvain Rifflet(ts, b-cl)
LOUIS SCLAVIS / ルイ・スクラヴィス