2,530円(税込)
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【KTI】
あふれ出すソウルの色彩感と高揚感。アース・ウィンド&ファイア絶頂期の1976年にメンバー等がプロデュースとバックを務めたモダン・ソウル名盤が初復刻です。EW&F風のファンクからアップリフティングなミディアム、メロウなバラード、そして有名サンプリング・ネタまで演奏・作曲・アレンジすべて良好。若竹のしなやかさで歌うボビー・グレンの魅力がはじけるクラシックです。
●オリジナル盤を忠実に再現した紙ジャケット仕様
●『Rare Groove A to Z』掲載商品
●解説:林剛
●Soul Investigationシリーズ
■LAのカルト・レーベルKoalaの中でも最も知られたアルバムがこちら。ソウル、レア・グルーヴ、サンプリング、いずれのファンにも需要が高いクラシックです。ダニー・ハサウェイにも似た声質のシンガー、ボビー・グレンによる唯一のLP作品で、プロデュースとアレンジを務めるのはEW&Fのラルフ・ジョンソン(ds)。アル・マッケイ(g)、フィリップ・ベイリー(perc)、ラリー・ダン(key)らEW&Fメンバーも参加した演奏はさすがの安定感と躍動感です。全体的にはファンクというよりもじっくりとヴォーカルを聴かせるようなミディアムとスロウ中心のレパートリー。くせがなく都会的な印象のボビーの歌声が卓越した演奏に映えるようです。
■このアルバムを有名にしたいちばんの理由はエモーショナルなバラッドM4「Sounds Like A Love Song」がJay-Z「Song Cry」で使われたことでしょう。印象的なイントロのハープはドロシー・アシュビー。ラルフ・ジョンソンのペンによる心打つナンバーです。EW&F的なのは冒頭のファンク「Must Be Funk」。ブギーで軽快なビートにホーンズとコーラスも彩を添えます。隠れた名曲なのがミディアムのM2「Hey Love」。心動かされる高揚感とはこういうメロディと歌唱を指すのでしょう。ファンキィなM5「Shout It Out!」、ドラマティックなメロディをスケール大きく歌い上げるM9「Put Yourself In My Place Friend」など、クラシックと呼ぶにふさわしいモダン・ソウル名盤です。
Bobby Glenn: vocal
Ralph Johnson: drums, percussion
John Raines: drums, percussion
Phillip Bailey: congas
Henry Davis: bass
Al McKay: lead guitar
Rick Severson: rhythm guitar
Dorothy Ashby: harp
Larry Dunn: keyboards
Bob Farrell: piano, keyboards
Douglas Gibbs: piano, keyboards
Kenny Moore: piano
With background vocals and horn section
Produced by: Glen Scott, Douglas Gibbs, Ralph Johnson
Executive producer: Irv Kessler
Arrangements by: Douglas Gibbs and Ralph Johnson
Recorded at Los Angeles, CA
Originally released from Koala Records, KST-5004 LP, 1976
Shout! Productions、P-Vine Recordsで数々のジャズ、ソウル再発を手がけたディレクター塚本 謙がDIWに完全移籍、新たにスタートさせるレーベル。「Keep The Imagination, Keep The Innocence」をスローガンに世界標準なリイシュー、新録作品をお届けする「Ken Tsukamoto Issue」です。
BOBBY GLENN / ボビー・グレン