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『Jazz The New Chapter』『Quiet Corner』『TOKYO MOON』にも掲載、デュオ表現を更に進化させた快作。
タチアナ・パーハは、アカセカ・トリオ、アントニオ・ロウレイロ、アレシャンドリ・アンドレス等の南米新潮流アーティストたちに愛され、重要作の数々を飾ってきた「声」の人。30枚を超えるアルバムにゲスト参加し、現代ブラジルにおけるファーストコールのシンガーである。
ヴァルダン・オヴセピアンは、アルメニア出身/LA在住のピアニスト・作編曲家。Fresh Sound New Talentから5枚のリーダーアルバムを発表、当レーベルを代表するアーティストの一人。ブラッド・メルドー、ピーター・アースキンも賛辞を惜しまず、同郷のティグラン・ハマシアンもリスペクトする存在としてヴァルダンの名前を挙げている。アルメニア、LAジャズシーン、さらにチェンバー・アンサンブル名義の諸作からコンテンポラリー・シーンでも注目を浴びており、日本でも『Jazz The New Chapter』『Progressive Jazz』『Quiet Corner』『TOKYO MOON』で取り上げられるなど、ジャンル横断的に話題となっている音楽家である。
そんな二人の歌とピアノによる完全デュオ・アルバムとなった前作『Lighthouse』はロングセラーを記録。2015年11月にはピアノ・フェスティバル<ザ・ピアノエラ>への出演のため来日、多数のオーディエンスに大きなインパクトを与えたことは記憶に新しく、まさに待望の続編リリースとなる。
タチアナの可憐さと芯の強さをあわせもつ歌声、複雑なパッセージも難なくこなす技巧の高さと表現力は他の追随をまったく許さぬもの。現代ジャズシーンのタレントたちなどと比べても、その飛び抜けた資質と魅力は明らか。
ヴァルダンのピアノも単なる歌伴の域を超えた創造性に富み、クラシック~バロック~ジャズの境界を自由に往来。この二人の組み合わせでしか成し得ないデュオ表現を突き詰めている。
Anima, Todo O Sentimento, Choro Meu and Olha Maria arranged by Vardan Ovsepian
Hand In Hand/Kaqawik, Viva Júlia arranged by Tatiana Parra and Vardan Ovsepian
Produced by Tatiana Parra and Vardan Ovsepian
TATIANA PARRA E VARDAN OVSEPIAN / タチアーナ・パーハ & ヴァルダン・オヴセピアン