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埼玉県さいたま市出身のPainter / Beatmaker、EMDEE1(エムディーワン)のテープアルバム。ネオ・ソウル歌謡シンガー“入江陽”、ウッドベースの吟遊詩人“タカツキ”、廃材ドラム/ギター/キーボードのポップトリオ"紙コップス"在籍のSSW“菊地紗矢”、福岡在住のトラックメイカー/映像作家/予測不能の“abelest”、”口寄せ””時効国家”などを経て現在ソロMCとして活動する“あゆ巫女”、唯一無二の声と視点と言葉選びのリリシスト“ハハノシキュウ”の六名を客演に迎え、短い旅のお供に、ポケットにつっこむ薄荷飴のような作品集。※楽曲&歌詞 ダウンロードコード入り。
薄い荷物というと最初に思い浮かぶのがCDで、それは同時に、持ち歩いていた時代の風景そのものを含んでいる。左右の長さが異なるやけに短いイヤホンの先にあるCDプレーヤーはちょっとした振動にも耐えきれず、音楽に不安定をもたらす。そんなノスタルジーも、ハッカの後味のように持ち歩くことがなくなり、当然それは巻き戻すことも出来ない。そうなると時々、荷物になるような音楽を欲することがあって、パソコンにインポートされていないそれを引っ張り出しては、埃の被ったラジカセにセットして再生ボタンを押す。薄い荷物というと最初に思い浮かぶのがCDで、それは同時に、持ち歩いていた時代の風景そのものを含んでいる。しかし今回、EMDEE1がリリースする「薄荷」は、薄い荷物というには少しばかり厚すぎるのではないか?という印象を持った。何故ならこれは、CDではなくカセットテープでリリースされるからだ。(筆 母野宮子)
EMDEE1