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DERRICK MAYの〈TRANSMAT〉、ベルギーの名門〈R&S〉系列アンビエントレーベル〈APOLLO〉、オランダのピュア・エレクトロ専科〈DELSIN〉を渡ってきたデトロイトテクノを代表するレジェンド、JOHN BELTRANの名盤がついにLPで再発!
デトロイトテクノにおけるアンビエントを体現してきた稀代のプロデューサー、JOHN BELTRAN。20年以上に渡ってアルバムからシングルまでテクノ・アンビエントにおける数々の名盤を残してきた文字通りのレジェンド。
1995年に発表された〈R&S〉からのデビューアルバム「EARTH & NIGHTFALL」での評価を決定付けたデトロイトテクノを代表する名盤が「TEN DAYS OF BLUE」。
電子ストリングスが絹のように重なって感情に訴えかける展開に涙を誘われる"Collage of Dreams"を筆頭に、ハープの調べとパーカッションによるアンサンブルが音の情景化を加速させる"Gutaris Breeze (6000 KM to Amsterdam)、DJ MOODMANも2013年のMIX CDに収録したエモーショナルすぎるキックレスの名曲"Ten Days of Blue"、イノセントなシンセ音がメランコリックでリズミカルに刻まれる"Soft Summer"など、テクノの歴史に残る楽曲たちが収録されている。
まるで映画のサウンドトラックのような高い音楽性とストーリー性を感じさせる作曲センス。本作は、個性的かつ普遍的な魅力があるエレクトロニックミュージックの名盤として古びることはないでしょう。
JOHN BELTRAN / ジョン・ベルトラン