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かのニコ・ゴメスもセッションに参加したことでも知られるベルギーを拠点に活動したスタジオ・ミュージシャンらによるラテン/ソウル・バンド、チャカチャス。リーダーはアレンジャー/パーカッション担当のGaston Bogaertで、50年代後半に結成。
日本でも’72年に「恋のジャングル(Jungle Fever) 」が“ニュー・ラブ・ラテン・サウンド”なる売り文句でヒットするも、セクシーな女性ヴォーカルから「ポルノ・ポップス」などといったレッテルを貼られ、おまけに要注意歌謡曲にまで指定され、まるっきりキワモノの一発屋としてしか認知されなかったのも確か。しかしながら、「恋の~」は映画“ブギー・ナイツ”のサントラに収録されたり、数え切れないほど多くの楽曲でサンプリングされるなど何度ものリバイバルを経て、その存在をアピールし続けてきたともいえる。
そんな有名曲を収録しているということもあり知名度では数年前に米Dusty GrooveよりCD化された同タイトルのPolydor盤に譲るものの、アルバム・クオリティは同時期に発表された本作(米:Avco原盤)も全く遜色なく、ラテン、ロック、ジャズ、ファンク、ソウルが渾然一体となったまさに“レア・グルーヴ”と呼ぶに相応しい楽曲群(2曲のクレジットでニコ・ゴメスの名前もあり)で占められており、むしろこちらのリイシューを待っていたファンも少なくないはず。キワモノ・イメージしか持っていなかったソウル~レア・グルーヴ・ファンはこの機会にぜひそのカッコ良さを再確認すべし!
解説:橋本真志(RARE33inc.)
CHAKACHAS / チャカ・チャス