【こちらの商品は、中古商品ではプレスCDの場合がございます。中古品をお買い上げの際は特記事項をご確認いただき、ご注文ください】
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ボニー・ポインター(BONNIE POINTER)グループ脱退後ソロキャリア3枚目となる84年作がエクスパンデット・エディションで初CD化!
ポインター・シスターズの三女、グループではリーダーとして活躍しながらも76年に脱退。その後モータウンから2作をリリースし、スマッシュ・ヒットを記録。80年代に入りCBS傘下のPRIVATE Iに移籍し、リリースされたのが84年の『IF THE PRICE IS RIGHT』。今回が初CD化となります。グループ時代からそのガールズ・グループ然としたイメージよりも粘着性のあるボーカルが評価されていましたが、進化した80年代のサウンドとのマッチングも悪くなく、ディスコ・テイストは勿論のこと、更に幅広いシンガーへと変遷を遂げた作品です。
前作から5年のブランクを経てリリースされたこの『IF THE PRICE IS RIGHT』。移籍先の意向は挑発的なジャケット写真や、オープニングの疾走感溢れるロック・ナンバー「Premonition」からして伺えます。特にLPのA面にあたるアルバム前半は、時代をかなり意識した内容で、ポップ・フィールドに食い込もうとする意気込みがありありと。スロウ「Come Softly To Me」もチャート路線全開のキャッチーなナンバー。そんな中で異色の輝きを放つのはB面の頭にあたる「Your Touch」。アカペラから始まるドラマティックな展開のミディアムなのだが、トラック・メイキングも70年代のダイアナ・ロス風というか、かなりポップな作風。アルバムの中で浮きつつも、楽曲の良さも相俟って、かなり印象深いナンバーになっています。エドナ・ライトのカバー「If The Price Is Right」は原曲のアーバンメロウ・テイストを取っ払い、クールさを強調したディスコ・ナンバーに(この曲を含め全2曲でグレッグ・ペリーの名前をCO-プロデュースで確認できます)。賛否両論あるアレンジでしょうが、これも意外とボーカル力で聴かせてくれます。キャラクター的にも、時代的にも、埋もれがちになりそうなアルバムですが、ぜひこのリイシューを機会に耳にしてみてください。
BONNIE POINTER / ボニー・ポインター