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4曲収録ミニ・アルバム。
2003年見事に復活、再結成を実現させたエボニーズのバリトン・リード、ウィリアム”スモーク”ハワードが超遅咲きのソロ・デビュー!
華やいだ栄光の70年代ソウル・ヴォーカル・グループ・ブームの中でも、唯一無二な存在でっあったフィラデルフィアの雄、エボニーズ。'00年初期に全米で広まった”SLOW JAM ブーム”によって、幾つもの往年のヴォーカル・グループが復活、再結成する中、彼らも見事に復活を遂げた。2003年にリリースされたアルバム『THAT'S FOREVER』は、彼らのヒット曲「It's Forever」にちなんでつけられた”粋”なタイトルもさることながら、その歌声は当時を彷彿とさせる熱いバリトン・シャウトを聴かせてくれた。そのバリトン・ヴォイスの持ち主こそが、彼、ウィリアム”スモーク”ハワードである。2009年、悲願のソロ・デビューを果たしてしまったのであります。
インディでありながらも清楚でアーバンなサウンドを軸に、ミディアム、スロウ、アップとミニ・アルバムながら充実した楽曲群。そして主役であるのはやはり本人の歌声。前述のエボニーズの復帰作で聴かれたバリトン・ヴォイスはもちろん健在。アーバン・ミディアム(1)での冒頭イントロでのフレージングの巧さ、女性コーラスの合間を縦横無尽にシャウトするスロウ(2)なんて、まるでエボニーズそのものだ。愛娘をフィーチャーしたアップ(3)でのノリの良さ、アイズレー・マナーなギターとバリトンが掛け合うミディアム(4)は、彼がバラードだけを歌っているシンガーではないということを実感させてくれる充実した出来栄えである。
70年代に活躍したソウル・ヴォーカル・グループの面々も、今や超ベテラン。若い者にまだまだ伝えることがあるんだと言わんばかりのソウル道。このアルバムもそんなことを強く感じさせてくれるインディ・ソウルの底力皿なのであります。
WILLIAM SMOKE HOWARD / ウィリアム・スモーク・ハワード