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"ミスター・セックス&ソウル" 完熟!サザン・ソウルのご意見番が、いなたく愛を歌い上げる!
ブレイク・ビーツ・クラシックス「HONNEYDRIPPERS / IMPEACH THE PRECEDENT」の作曲者として、73年グループ名盤『MARK IV / I'M SO GLAD TO BE A PART OF YOU』のプロデューサーとして、そして74年MERCURY原盤『SEX & SOUL』での灰汁の強いソウルフルなシンガーとして、サザン・ソウル・ファンの記憶に強く残る"ミスター・セックス&ソウル"ロイ・シーが新作を引っさげ帰って来た。
ウォーキング・テンポのサザン・ミッドを中心に、高音で多少裏返る塩辛声と、シリアスな局面でもどこか能天気な歌い回しで、いなたく、そして泥臭く愛を歌い上げる。ベタっとしたドラムのリズムや、ホーンを模したシンセの中途半端な古臭さも、ロイ独特の田舎風味メロディとの相性は抜群。最初は抵抗ありながら、慣れれば病み付き間違いなしのサザン臭みのマジックが、どの曲、どの断片からも滲み出す。
もはやこの歌は名人芸、伝統芸の域。ストリートの刺激こそありませんが、昨今のコンテンポラリー・サザン・マナーの空気感、雰囲気を、さり気なく纏わせる高等技術は老いて尚現役、いや、むしろ今こそ完熟を感じさせる、深みのある作品となっています。
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