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約2年ぶり2枚目となるインディ・シンガーの新作。前作はベイビー・フェイスのフォロワーとしての意欲をガンガン感じさせるジャケ写(スーツ姿に物憂げな表情)と内容で、すっかりNE-YO一色になりつつあるメランコリック系R&B界で良い意味異彩を放ったシンガーとして記憶に残っている好事家たちも多いのでは。この新作もちょっとジャケ写のイメージは変わったが(クロスを身につけていますがゴスペルに行ったわけではありません)作風は相変わらず、抜群の美メロセンスをとことん活かした上質R&B作品となっています。 そんなJOHNNIE MARSHALLの一番の強みは何といってもその作曲能力。単なるベイビー・フェイス信者のくくりに終わることなく、90年代のR&B創世時代からの様々な要素を組み込んだメロディラインは、現行R&Bのアーティストとは一味違う強みとして強力な個性ということができるでしょう。オープニングのタイトル曲から既に感じられる事ですが決してベタッとすることのないメロディと、スムースながらもビートを効かせた楽曲は、前作以上にパワーアップしていることは確実です。繊細でシルキーなテナーの表現力がかなり向上していることも、この新作の強みでしょう。 全16曲中スロウが5曲ほどで、それ以外はミディアム系中心。長尺の内容ですが各曲のレベルが高く、決して長くは感じません。イメージは軟弱ながらも一本筋の通った、昨今珍しいインディらしいシンガーと言えそうな注目作です。
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