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アメリカン・アイドルのファイナリストDONNIE WILLIAMSを擁するPARK PLACE。09年の6曲入りミニ・アルバムを挟み、デビュー作以来となる待望のフル・アルバムがリリース決定!
97年のデビュー作はPAUL TILLMAN SMITH(元BRIDGE)の完全バックアップにNORMAN CONNORSのゲスト参加と話題だけでも十二分に提供してくれたDONNIE WILLIAMS & PARK PLACE。その大きな話題に内容も負けないどころか、それ以上の素晴らしさが際立った作品だった。今回はPARK PLACEと完全にグループ名義でのリリースだがプロデュースは引き続きPAUL TILLMAN SMITHが担当。DONNIEの若手とは思えない抜群の歌唱、DONNY HATHAWAYやSTEVIE WONDERらの純粋なフォロワーとしての資質を活かしたソング・ライティング・センスも相変わらず秀でており、またもや見逃せない作品となりそうだ。
前作のミニ・アルバムを全曲収録している為、単なる拡大盤?と言いたくもなってしまうが、追加された楽曲郡の質の高さが、やはり放っては置けないアルバムとして強烈なアピールをしている。今作では満を持して、DONNY HATHAWAYの「Someday We'll All Be Free」カバーを収録。勿論文句なし、ストレートなカバーぶりがDONNYへの愛情を十二分に感じさせてくれる。「Moning Star」はSTEVIEの『INNERVISIONS』あたりを思い起こさせてくれ、オープニングの「Travelin'」はR.KELLY路線のメロウ・ステッパーズ。「Heavens Paradise」でリードを取る実姉TERRILL WILLIAMSは他数曲でDONNIEとデュエットしており、デビュー作同様アルバムの幅を拡げる事に貢献。総合的に見てフル・アルバムとしての完成度は評判の高かったデビュー作を凌ぐといっても良いだろう。
昨今のインディ・ソウル・シーンでは実力は間違いなく飛びぬけている存在。DONNIE本人の名前が名義から消えていたり、ジャケットはイマイチだったりするが、中身はこれ以上無いホンモノのソウル・ミュージック。
PARK PLACE / パーク・プレイス