2,750円(税込)
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1983年8月3日。暗いステージにコードが鳴り響く。
聞き慣れないコードだ――B♭の3度を2度に置き換え、ベース音はD(=B♭sus2/D)。
1年後、このサウンドは観客を熱狂させることになる。
これは『パープル・レイン』の物語だ。 ――本文より――
「レコード・コレクターズ」(2017年8月号)の「パープル・レイン特集」内、高橋道彦さんのコラムにて紹介されました!
「バァフアウト!」(2017年6月号)にて書評が掲載されました!評者は山崎二郎さんです。
「intoxicate」(Vol.127)にて書評が掲載されました!評者は水谷允久さんです!
「レコード・コレクターズ」(2017年5月号)にて書評が掲載されました!評者は長谷川町蔵さんです。
「ダ・ヴィンチ」(2017年5月号)注目の新刊情報にて紹介されました!
夕刊フジ(2017.3.24)にて紹介されました!
深い考察に基づいた研究書。本書は1曲がたどる運命の旅へ我々を導いてくれる。
――ニューヨーク・タイムズ紙
幻想譚と推理小説とポップ批評、そして聖なる歌の融合。
――デイリーニューズ紙
分析批評と文化的遺産の考察を丹念に行った研究書。
――ロサンゼルス・タイムズ紙
初めて紐解かれる、殿下=プリンスを取り巻いた
『パープル・レイン』の真実!
<目次>
第1章 僕たちは今日ここに集まった
We Are Gathered Here Today
第2章 こんな冷たい世界にただひとりで
Alone in a World So Cold
第3章 夢に命を吹き込もう
Bring 2 Life a Vision
第4章 名前を点線の上に書いて
Sign Your Name on the Dotted Line
第5章 新しい何かを求めて手を伸ばす
Reach Out 4 Something New
第6章 関係を壊さないで
Don’t Break Up the Connection
第7章 君には決して理解できないもの
Something That You’ll Never Comprehend
第8章 君にわかるかな
Dig If U Will
第9章 僕が君を連れていくよ
Let Me Guide U
第10章 なぜ僕たちはこのゲームをしなければならないんだ?
Why Must We Play This Game?
第11章 最高の時間をありがとう
Thank U 4 a Funky Time
特別寄稿
白人音楽をとことん分析しつくした、ファンクの総帥、プリンス
文: 鷺巣詩郎(作編曲家)
翻訳: 川村まゆみ Mayumi Kawamura
お茶の水女子大学文教育学部音楽教育科卒業。主な訳書に『フェンダー大名鑑1946~1970』(スペースシャワーネットワーク)、『世界で一番美しいアメリカン・ギター大名鑑』『ギター・エフェクター実用バイブル』『真空管ギター・アンプ実用バイブル』『ザ・ローリング・ストーンズ楽器大名鑑』『ジミ・ヘンドリックス機材名鑑』(DU BOOKS)などがある。
デザイン: 高橋力(m.b.llc)
*本書は電子書籍でも配信しております。
アラン・ライト
vibe誌、Spin誌、ローリングストーン誌の編集長を歴任。主な著書に『ヒストリー・オブ・ヒップホップ』(シンコーミュージック)、ビースティ・ボーイズを描いた『The Skills to Pay the Bills』、レナード・コーエンの名曲「ハレルヤ」を題材に描かれた『The Holy or the Broken』などがある。