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名盤『スピークロウ』(61年)によって永遠に愛されるピアニスト。しかし70年代も進歩的で創造的な黒人音楽家であることを示した一枚。ブルー・ミッチェルのメインストリーム盤でのカヴァーや自身にも後にMUSE盤での再演がある“Soul Turn Around”、フレディ・ハバードがATLANTIC盤でカヴァーした表題曲というソウル・ジャズ・クラッシックはまさにこのレーベルのクロス・オーヴァー的側面を象徴するサウンド。イドリス・ムハマッド(ds)や、NYのディスコ・ドラマーとして有名なアラン・シュワルツバーグ(ds、山下達郎のCircus Townでも叩いてましたね)といったミュージシャンの参加も興味深い。スタンダードを揃えた『スピークロウ』に対し、本作は全て自作。ヴィックがソプラノで哀愁漂うメロディを吹く“Waltz For Zweetie”、どこかマイルスっぽいリフの“Our November”などなど、ビショップのコンポーザーとしての魅力も堪能できます。ラストの“Freedom Suite”ではタイトル通り(?)フリー的な展開も見せ、10分近い熱演。更に新たな表現への意欲も垣間見える。オリジナルLPに忠実な紙ジャケ仕様&デジタル・リマスターでの再発。
WALTER BISHOP JR(p),HAROLD VIC(fl,ss,ts),WODDY SHAW(tp),REGGIE JOHNSON(b),IDRIS MUHAMMAD(ds),ALAN SHWAETZ BENGER(ds)
松木俊郎
WALTER BISHOP JR / ウォルター・ビショップ・ジュニア