レコード・コレクターズ 2017年12月号

レコード・コレクターズ

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レーベル
ミュージックマガジン
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
RS17111010
発売日
2017年11月10日
EAN
4910196371272
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商品詳細情報

【特集】 ボブ・ディラン『トラブル・ノー・モア 1979-81』

ボブ・ディランは1978年ごろからキリスト教に興味を持ち、やがて改宗してそれをテーマにした3枚のアルバムを81年にかけて制作しました。合間には、コーラス隊を含むバンドで勢力的にツアーを敢行。ファンの間でも物議をかもしたこの時期の活動ですが、今回、ツアーの音源とスタジオでのアウトテイクなどが“ブートレッグ・シリーズ"としてリリースされることになりました。ツアーの音源の充実した演奏や未発表曲から、この時期のディランの活動の意味を改めて考えてみたいと思います。

■ かつてのプロテスト・シンガーは、なぜゴスペルにのせて信仰を説いたか(佐野ひろし)
■ 様々な黒人音楽的要素を取り入れた冒険のゆくえ(青山陽一)
■ ボブ・ディラン 1979-1981 オリジナル・アルバム・ガイド(東京ボブ)
『スロー・トレイン・カミング』
『セイヴド』
『ショット・オブ・ラブ』
■ 『トラブル・ノー・モア 1979-81』解説(遠藤哲夫)
■ 参加ミュージシャン名鑑(中村彰秀)
■ グラフィック・ステーション──“ゴスペル三部作"のオリジナル盤ほか


【特集】 追悼 トム・ペティ

トム・ペティは1976年にハートブレイカーズを率いて、シェルター・レコードからデビューしました。79年にレコード会社を移籍してリリースした『破壊』が大ヒットを記録、一躍成功を掴みます。80年代以降もハートブレイカーズとソロ名義でヒット・アルバムを次々にリリースし、フォーク・ロックやカントリーの要素もある、ルーツ系のロックを追求し続けました。先日、66歳で急逝したぺティがアメリカの音楽に残したものは何だったのか。特集を通して探ってみたいと思います。

■ トム・ペティ・ヒストリー(五十嵐正)
■ トム・ペティ・ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(萩原健太)
オリジナル・アルバム未収録音源(若月眞人)
■ 主要メンバーの提供曲/プロデュース作ほか(人見欣幸)


【特集】 ホワイトスネイク『白蛇の紋章~サーペンス・アルバス』

1987年発表の『白蛇の紋章~サーペンス・アルバス』は、ホワイトスネイクが英国から米国に拠点を移して制作した初めてのアルバムで、全米だけで800万枚以上のセールスを記録しました。ファースト・シングル「スティル・オブ・ザ・ナイト」はレッド・ツェッペリンに似た作風で、この曲の登場を機にツェッペリンを想起させるバンドが次々と登場する現象が起こります。日本でのライヴ音源やTV出演時の映像も収めた4CD+DVDの豪華ボックスの紹介はもちろん、アルバム完成直後に離脱してしまった天才ギタリスト、ジョン・サイクスの活動までを追っていきます。

■ レッド・ツェッペリン再評価ブームの導火線となった「スティル・オブ・ザ・ナイト」の衝撃!(杉原徹彦)
■ 『白蛇の紋章~サーペンス・アルバス』全曲ガイド(近藤正義)
■ 『白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念スーパー・デラックス・エディション』解説(奥村裕司)
■ ジョン・サイクス──大ヒット作の陰の立役者にして孤高の天才ギタリスト(杉原徹彦)


【特集】 ジグソー

なんといっても「スカイ・ハイ」の大ヒットで世界的に有名なバンド、ジグソーですが、その軽快な曲調の印象が強烈すぎて、彼らの全貌は意外と知られていないかもしれません。1960年代のサイケデリックから70年代のディスコまで常に時代に寄り添い、“スコット=ダイヤー"コンビを中心とした一級品のポップ・センスで紡がれた作品は、多様なジャンルをフラットに概観できる今こそ新鮮に聞こえてくるはずです。大ヒットから40周年という区切りに、ついに全オリジナル・アルバムの、膨大なレア音源をともなった再発がかないました。そこで味わえる彼らの愛すべき音楽と、その興味深い歴史を紹介します。

■ デス・ダイヤー自らが明かす、「スカイ・ハイ」の成功へ至る道のり(中村俊夫)
■ ジグソー・ディスコグラフィー~オリジナル・アルバム(北井康仁)
■ 「スカイ・ハイ」40周年記念再発シリーズの聴きどころ(北井康仁)


□ ピンク・フロイド
未来に受け継がれるピンク・フロイドのメッセージ~“監視塔"ジェイムズ・ガスリーが認めた日本独自仕様で紙ジャケットCDが登場(武田昭彦)
□ サヴォイ・ブラウン
“3大ブルース・ロック・バンド"のひとつとして評価される実力派の黄金期10作が紙ジャケ再発(犬伏功)
□ チャック・ベリー
見てよし、聴いてよし──世に出た楽曲を網羅した20世紀の“ロックンロール文化"遺産(小出斉)
□ 矢野顕子
インタヴュー~楽曲の真価を問いながら温かみを増すよう料理した弾き語り新作『SOFT LANDING』(長谷川博一)
□ 三沢郷と『007/ジェームズ・ボンド白書』
“架空のサウンドトラック曲"を収録した謎多きアルバムを追う(山口雅也×濱田高志)
□ クロマニヨンズ
異色ナンバーによる冒険的試みを加え、エッジの鋭さが増した熱血世界(大鷹俊一)
□ 金属恵比須
『アースバウンド』的な暴力性が魅力の“海賊盤"とドラマーとしての“プレイヤー感"が見事なメンバーのソロ作(大平博基)