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OMAR SOULEYMANをキーボードで操る男、RIZAN SAIDのソロ・デビュー作が待望のアナログ・リリース!
2012年から2014年にかけて録音され、2015年にレバノンはベイルートのANNIHAYA RECORDSからリリースされたナンバリング限定盤CDオンリーのデビュー作が、ロンドンのDISCREPANTから待望のアナログ化。
SUBLIME FREQUENCIESからの衝撃の発掘を経て今や世界のポップ・スターとなったシリアの怪物グラサン野郎OMAR SOULEYMAN。その楽曲製作/演奏活動を20年以上に渡って裏から支え、もちろん2015年最新作『BAHDENI NAMI』にも参加、2013年のOMAR初来日ではバック・メンバーとして唯一の帯同を果たし、まるでOMARを操り人形かのごとく自在に動かしハッスルさせた影のフィクサー、RIZAN SAID。
クルド系シリア人としてシリア北東部ジャジーラ地方に生まれ、80年代後半から90年代前半、シンセサイザーがシリアに広まる前からパーカッショニスト/リード・インストルメンタリストとして腕と喉を鳴らし多くのカセット・リリースに参加する天才少年だったRIZANは、やがて手にしたキーボードを機関銃のように連射、伝統的なハンド・ドラムとリード楽器の音色をKORGのシンセサイザーでエミュレートしていきます。
元々は地中海東部のイスラム地域レバント(シリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル一帯)の祭事音楽として発した中東の盆踊りことダブケが、90年代に入りヨーロッパからのディスコやHI-NRGと結びついて深化した現在のエレクトロ・ダブケ。今でも結婚式やパーティで日常的に演奏されるという生粋の踊れるフォークロア・パーティー・ミュージックですが、ここにあるのはクラブ文化のド真ん中へ爆走するバンで突っ込む全8曲。超攻撃的な速さで打音と電子音が炸裂する伝統の最前線をご堪能ください。
2016年10月リリースのACID ARABの1STアルバム『MUSIQUE DE FRANCE』にもゲスト参加が伝えられるRIZAN。辺境ファン、オリエンタル・エレクトロ・マニアはもちろん、ハウス/テクノ・ファンも要注意の人物です。「発掘者」ことSUBLIME FREQUENCIESのMARK GERGISによるライナーノーツ。
RIZAN SAID / リザン・サイード