3,960円(税込)
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貴重!電気録音初期のベルリンにおけるクライスラー協奏曲録音。 さらに貴重!クライスラーと比肩する名ヴァイオリニスト、 ブルメスターのメンデルスゾーンも復刻。 「旧吹き込みのモーツァルトはSP時代に日本盤が発売されずに終わり、彼のディスコグラフィの中では目立たぬ存在だが、オーパス蔵盤で聴くクライスラーの音は輝かしく、滴るような美しさであり、ポルタメントを絡めた甘美な節回しにまったく酔わされてしまった。(中略) ベー トーヴェンの協奏曲を少し聴いただけで、モーツァルトよりもオーケストラがずっと澄んだ響きで捉えられていることに気付かれることだろう。冒頭のティンパ ニが深みのある音で、余韻を伴って立体的に鳴り響くところから見事だが、筆者が感じ入ったのは第2主題が呈示されたあと、主題が展開的に確保される部分だ (51~64小節)。ヴァイオリンが主題を歌うのに対し、ヴィオラとチェロが三連音の連続でさざなみのように絡んでゆき、その背後をティンパニが運命の足 音のように忍び寄るさまが、実に明瞭に捉えられているからだ。指揮のブレッヒが三声部を対等に響かせて影の濃い響きを生み出し、それをHMVの録音技師が 見事なバランスで捉えていたことが、オーパス蔵のリアリスティックな復刻により初めてCD盤上で再現されたのである。」(板倉重雄) ヴァ イオリンのCDでスタートしたオーパス蔵としては、クライスラーとブレッヒによる協奏曲録音は長年の課題でした。これらの曲にはWard Marston(Biddulph)の復刻という高い壁がありそれを超えることは復刻にかかわるものとしては大きな目標でした。何度かの試行を行い復刻と マスタリングの両輪がうまくかみ合いやっと満足のゆく音が得られたと思います。復刻に用いた盤は英、米、独、日、濠と多岐にわたりましたがヴァイオリンの きれいな盤を中心にまとめました。 ブルメスターはクライスラーに匹敵するヴァイオリニストであり、彼のメンデルゾーンは極めて珍しい盤でもあり、クライスラーとの比較が可能なように付録としてつけました。(相原 了) 【演奏者】 フリッツ・クライスラー(VN;DISC1&DISC2-[1&2]) DISC1-1;レオ・ブレッヒ(指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 DISC1-2;ランドン・ロナルド(指揮) 管弦楽団 DISC2-1&2;レオ・ブレッヒ(指揮) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 DISC2-3;ヴィリー・ブルメスター(VN)、伴奏者不明 【録音】 DISC1-1;1926年 DISC1-2;1924年 DISC2-1;1927年 DISC2-2;1926年 DISC2-3;1932年 |
FRITZ KREISLER / フリッツ・クライスラー
オーストリア出身のヴァイオリニスト、作曲家 (1875-1962)
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EARLY CONCERTO RECORDINGS / 初期ヴァイオリン協奏曲録音
1,100円(税込)
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