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これが現在進行形のリアル・サザン・ソウル!
遅咲きのソウルマン、ウィー・ウィリー・ウォーカーが、ボズ・スギャッグス、チャーリー・マッスル・ホワイトなどと、長年に渡ってツアーやレコーディングを行ってきたベイエリアのギタリスト、アンソニー・ポールと共に作り上げた最高の一枚。オリジナル8曲に加え、ジョージ・ジャクソン&ダン・グリアや、リル・グリーンなどのカヴァー5曲を収録。M12では、リビング・ブルース誌がエタ・ジェイムス以来のダイナミックなブルース・ウーマンと称する、テリー・オダビが参加し華を添える。
<プロフィール>
ウィー・ウィリー・ウォーカーは、1941年ミシシッピ生まれ。1967年に、ゴールドワックスからシングル「Ticket To Ride」(ビートルズのカヴァー)を発表し、翌年にも2枚のシングルをチェッカーから発表するが、アルバムのリリースは、2002年の『Willie Walker』まで待たれた。しかし、このアルバムでシーンに帰ってきたウィリーは、カーティス・オベダ率いるバンド、ブタンズの強力なサポートをバックに2004年、アルバム『Right Where I Belong』を発表。大好評を得たこの作品で復活を遂げ、勢いそのままに2006年、アルバム『Memphisapolis』を発表する。そして、2008年にはオランダ、スイス、日本とワールド・ツアーを周り、還暦を過ぎた彼のキャリアが遂に花開く。2015年のブルース・アルバム『If Nothing Ever Changes』では、ブルース・ミュージック・アワードにて、アルバム・オブ・ジ・イヤーを含む3部門にノミネート。さらに、リビング・ブルース・アワードでは、2部門制覇。不屈の遅咲きソウルマンの活躍は、これからまだまだ期待される。
WEE WILLIE WALKER / ウィー・ウィリー・ウォーカー