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80年にダズ・バンド(DAZZ BAND)と改名する前、フィリップ・ベイリーのプロデュースでリリースしたキンズメン・ダズ(KINSMAN DAZZ)の2作が2イン1にて世界初CD化!
ダズ・バンドが80年代を代表するファンクバンドであることはソウル・ファン、ファンク・ファン共に周知のことですが、70年代にキンズメン・ダズとの名義で20TH CENTURYからアルバムを2作リリースしていたのは、意外と知られていないのではないでしょうか。しかもプロデュースはフィリップ・ベイリーが2作とも担当。アース・マナーをなぞらえたモダンでアーバンなスタイルはもっと多くのリスナーに聴いてもらいたい内容でしたが、なぜか今までCD化が叶いませんでした。が、この度、英エクスパンションから2イン1で目出度く初CD化。エクスパンションからのリイシューと言うのがピッタリはまる内容は、多くのソウル・ファンが喜ぶナイスなりイシューです。
オリジナル・リリースは78年と79年。ダズ・バンドになってからも定評だったメンバーの卓越した演奏力と表現力は凡百のアース風バンドとは一味も二味も違う深みがありますが、楽曲に関してはやはりアース風味の効いたものがオイシイところであるのは確か。まるで「Boogie Wonderland」のような「Dancin' Free」、「That's The Way Of The World」を想起させるファルセット・リードのモダン・ミディアム「I Might As Well Forget About Lovin' You」「Catchin' Up On Love」などが文句なしに素晴らしい。ブラジリアン・フュージョン的な味わいの「Love Design」あたりはバンド独自の特色もも出しつつ、アース色を織り交ぜているのが面白く、このような佳曲がアルバム2枚にたっぷりと詰め込まれています。いずれにせよ間もなく(本当に出るのか?)リリース予定の本家新譜が待ち遠しいファンにとっても大きなプレゼントになりそうな今回の初CD化です。
KINSMAN DAZZ / キンズマン・ダズ