18世紀ドイツの「組曲」集

SHINICHIRO NAKANO 中野振一郎

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2,530円(税込)

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レーベル
若林工房
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
組数
2
規格番号
WAKA4115
通販番号
CL-110121013
発売日
2007年01月21日
EAN
4580359960188
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商品詳細情報

“沈黙は音楽の礎”
――稀代の鬼才の弾くシューベルト、
浜離宮朝日コンサートホール・ライヴ――


現代最高の鬼才として名高いヴァレリー・アファナシエフの2005年日本公演からのライヴ録音。オール・シューベルト・プログラム第1弾の登場です。「3つのピアノ曲」(初録音)と、得意の「イ長調 ソナタ(第20番)」という組合わせ。アファナシエフ特有のニュアンス豊かな表現を湛えながらライヴならではの昂揚感に満ちた素晴らしい演奏で、シューベルト・ファン必聴のアルバムとなりました。再録音となるソナタ 第20番では、1997年のスタジオ録音との比較も興味深いところです。

「・・・この点で、アファナシエフという演奏家は、謙虚であり、真摯なのである。かれの弾くシューベルトは、一見すると滑らかではなく、見通しがよくないとおもわれるだろう。だが、これはもちろんアファナシエフの表現の特性でもあるが、同時にシューベルトの巨人的豊穣さの世界の特性でもある。そして、ときおり垣間見せる静謐さは、なんと恐ろしいほど美しいことか。これもほかならぬシューベルトの世界である。こんな経験をさせてくれる演奏家は、かれがはじめてだったかもしれない。」(平野篤司/「アファナシエフふたたび」~ライナーノートより)

■アファナシエフのプロフィール■
1947年、モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でヤーコブ・ザークとエミール・ギレリスに師事。1968年のバッハ国際音楽コンクール(ライプツィヒ)、1972年のエリザベート王妃国際コンクール(ブリュッセル)で優勝を飾っている。1973年にモスクワ音楽院を卒業、1974年にベルギーへ亡命した。以後、ヨーロッパ、アメリカ各地でリサイタルを行うほか、著名なオーケストラと共演を重ねてきた。日本へは、1983年にヴァイオリニストのギドン・クレーメルの共演者として初来日。 1987年の《東京の夏音楽祭》のソロ・リサイタルで熱狂的な反応を呼び起こした。
レコーディングは、DENONを中心に20枚以上のアルバムをリリースしており、1992年には「ブラームス:後期ピアノ作品集」がレコード・アカデミー賞器楽部門を受賞。来日のたび、新録音リリースのたびに、独自の音楽性が論議を呼び、音楽界に大きな刺激をもたらしている。
ピアノ演奏にとどまらず、《失踪》、《バビロンの陥落》、《ルードヴィヒ二世》などの小説を発表する文学者の顔も持っている。フランス、ドイツ、ロシアでの出版に加えて、日本でも2001年にエッセイ集《音楽と文学の間》が出版され話題となった。また、ナボコフ、ボルヘス、ベケット、カフカ、ジョイスなどを愛読し、ヴィトゲンシュタイン、道教思想、インド哲学に傾倒していることでも知られる。
現在はパリを拠点に活動。現代におけるカリスマ的ピアニスト、指揮者として注目を集め続けている。

【演奏者】
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

【録音】
2005年10月23日 浜離宮朝日コンサートホール (ライヴ)
[STEREO/24-Bit Digital Recording]

ソングリスト

Disc 1

  • 1. シューベルト:3つのピアノ曲 D.946

Disc 2

  • 1. シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
  • 2. ショパン:マズルカ イ短調 作品67の4 (遺作)