2,629円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
ガブリエル・フェルツのマーラー第3弾! マーラー・イヤーに一石を投じる第5交響曲 【演奏】 ガブリエル・フェルツ(指揮) シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】 2009年1月31日 ベートーヴェンザール・リーダーハレ,シュトゥットガルト(ライヴ) 主観的で思い入れたっぷりだった第7番、第6番に続いてマー ラー中期の傑作第5番を今回もフェルツがこだわり抜いてのライヴで録音しました。解説(日本語訳あり)によるとフェルツはマーラーが初演・再演のさいに使 用したスコアの(マーラー自身の)書き込みを仔細に検討しディナーミク、アクセントに細心の配慮をしたとのこと。第1楽章はやや遅めのテンポを取り、弦楽 をたっぷりと歌わせて続く第2楽章とのコントラストを明確にします。重要な第3楽章スケルツォの複雑な対位法のオーケストラの処理は見事で、途中現れるレ ントラーのリズムは粘りきった、とてもいやらしいもので世紀末ウィーンの爛熟した空気はかくなるものかと思わせます。そしてアダージェットは、おそらく フェルツがもっともこだわったのではないかと思わせる、思い入れたっぷりの甘く、気だるい空気が充満しています。これほどデレデレ、ぐにゃぐにゃのアダー ジェットは近年珍しいでしょう。まるでマントヴァーニかヘンリー・マンシーニ楽団といった感じです。終楽章のいささかとってつけたようなフィナーレもフェ ルツのややあざとい芸風にぴったりで深みにかけますが、盛り上がります。東武ランドシステム |
GABRIEL FELTZ / ガブリエル・フェルツ