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ヨナス・カウフマン / マーラー:「大地の歌」
★現在最高の人気を誇るテノール歌手として充実した活動を続けるヨナス・カウフマンのニュー・アルバムはウィーン・フィルと共演したマーラー「大地の歌」を何と全曲一人で歌い通した話題の公演のライヴ録音。交響曲と歌曲を融合させたかのような作品で、中国の李白、孟浩然、王維らの漢詩を自由に翻案した歌詞が付された全6楽章を、通常は声域の異なる2人の歌手が歌い分けますが、ここではカウフマンが一人で歌い尽くしています。まさに前人未到の領域へのチャレンジであり、ノリにのっているカウフマンならでは。これを聴くと2017年8月に延期された来日公演にも期待が高まります。ウィーンでは「この作品の構想のスケールの大きさが、一人の歌声によって統御される様は感動的」と絶賛を受けました。
しかもパートナーが凄い!指揮は1962年イギリス生まれで東京交響楽団、スイス・ロマンド管の音楽監督を牽引するジョナサン・ノット。2003年~11年にかけてバンベルク交響楽団とマーラーの交響曲全集をスイスTUDERレーベルに録音し、マーラー演奏の大家として高く評価されています。「大地の歌」は2016年2月にバンベルク響、ロベルト・サッカ(テノール)、スティーヴン・ガッド(バリトン)とともにTUDERに録音しており、短期間に2つのオーケストラを振り分けた録音が出てくるのも異例といえるでしょう。ノットがウィーン・フィルにデビューしたのは2007年のウィーン・モデルンの演奏会で、今回がウィーン・フィルとの初録音となります。
オーケストラは、マーラーが首席指揮者を務め、ワルター、バーンスタイン、ブーレーズなど時代に応じて「大地の歌」の名盤を生み出してきたウィーン・フィル。その鮮明かつ濃厚な響きが最新録音で目覚ましく捉えられています。(資料提供:ソニーミュージック)
【収録内容】
マーラー:交響曲「大地の歌」
【演奏者】
ヨナス・カウフマン(テノール)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジョナサン・ノット
【録音】
2016年6月 ムジークフェラインザール(ウィーン)
JONAS KAUFMANN / ヨナス・カウフマン
ドイツのテノール歌手
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