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★LSOの首席客演指揮者に就任したジャナンドレア・ノセダ。ノセダによる、2016-17年シーズンの幕開けを飾った、ヴェルディのレクイエムの登場です。イタリアのスター歌手を集め、ロンドンの聴衆を熱狂の渦に巻き込み強烈な印象を与えた注目のライヴ録音です。 ★ノセダは2007年からトリノ王立歌劇場の音楽監督を務め、2016年の国際オペラ賞のコンダクターズ・オブ・ジ・イヤーを受賞、さらに2015年のアメリカ指揮者賞も受賞するなど、ますます世界が注目する存在。すでにノセダはブリテン:戦争レクイエムでLSOライヴにも登場し、その緻密かつ大胆な音楽運びでロンドン交響楽団との相性もバッチリなのは周知のところ。そんなノセダがLSO2016-17年シーズの幕開けに選んだのが、ヴェルディのレクイエム。ノセダは2011年にトリノ王立劇場管とヴェルディのレクイエムを取り上げているなど、まさに手に入った作品といえるところ。死の恐怖への抵抗と、死によってもたらされる天上の平和への祈りがこめられたヴェルディのレクイエム。ブラームスはこの作品を聴いて「天才だけがこのようなものを書くことできる」と言ったといいます。ノセダは繊細かつ時に暴力的なまでに激しく、作品に込められたすべてを引き出し、見事にまとめあげています。管楽器が活躍する「怒りの日」ではLSOのブラス・セクションがおそろしいまでに完璧な演奏を展開。そしてノセダが信頼をよせる独唱者たちも豪華な顔ぶれ。ソプラノのグリマルディは1980年生まれ、モーツァルト、ロッシーニから、ミミ(ラ・ボエーム)まで、まさに今乗りに乗っているソプラノの一人といえるでしょう。1969年生まれのバルチェッローナはロッシーニでブレイクし、来日多数で日本でのファンも多く、最近ではヴェルディもよく歌っており、ヴェルディ・メッゾとしての地位も確立している逸材。テノールは艶のある声でMETはじめ世界で活躍、日本でも人気の1980年生まれのメーリ。そして1965年生まれのペルトゥージも世界最高峰のベルカント・バスとして世界で活躍する存在。4人とも圧巻の歌唱で聴かせます。 (資料提供:キングインターナショナル) 【演奏者】エリカ・グリマルディ(ソプラノ) ダニエラ・バルチェッローナ(アルト) フランチェスコ・メーリ(テノール) ミケレ・ペルトゥージ(バス) ジャナンドレア・ノセダ(指揮) ロンドン交響楽団,ロンドン交響合唱団(サイモン・ホールジー指揮) 録音:2016年9月18,20日 バービカン・センター(ライヴ)
GIANANDREA NOSEDA / ジャナンドレア・ノセダ
イタリア出身の指揮者 (1964-)
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VERDI: REQUIEM
880円(税込)
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