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オルガ・ペレチャッコ/ロシアン・ライトロシア出身のソプラノ歌手ペレチャッコのソニー・クラシカル第4弾は、「ロシアン・ライト」と題された、文字通り待望の、彼女の祖国ロシア作曲家のアリアと歌曲集です。先日(2017年3月)の新国立劇場における「ルチア」でもその美しい舞台姿と圧倒的な声で聴衆を魅了したのも記憶に新しいところで、さらにこの新作への期待が高まります。当アルバムは、まさにロシア全土の音楽に深い刻印を残したオペラの抜粋ともいえます。特にR=コルサコフの作品は、彼女のコンクールで優勝した時に歌ったもの。歌劇『皇帝の花嫁』は、ベルリン国立歌劇場2013年シーズンのバレンボイム指揮で歌い「彼女の銀色の音色と堅実な熟達を感じた」と絶賛を浴びたものです。彼女の息を飲むようなソプラノを堪能できるアルバムです。【オルガ・ペレチャッコ バイオグラフィ】1980年サンクトペテルブルク生まれのソプラノ。幼い頃からマリインスキー劇場で児童合唱団に所属して研鑽を積み、2005年からはハンブルク州立歌劇場のメンバーとなり、2007年に「オペラリア」コンクールで第2位を受賞。その後ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン州立歌劇場、シャンゼリゼ劇場に登場し喝采を浴びました。現在はベルリンを拠点に活躍、私生活ではイタリアの指揮者では注目株のミケーレ・マリオッティ(ペレチャッコが出演した新国立劇場の「ルチア」でも指揮)夫人です。【収録予定曲】1) グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』よりリュドミラのカヴァティーナ「私は悲しいのです、愛するお父様」2) R=コルサコフ:歌劇『金鶏』より「太陽への讃歌」3) R=コルサコフ:歌劇『雪娘』より雪娘のアリア「女友達とイチゴを摘みに」4) R=コルサコフ:歌劇『サトコ』よりヴォルホヴァの子守歌「夢は岸辺にただよい」5) R=コルサコフ:歌劇『皇帝の花嫁』よりマルファのアリア「イワン・セルゲーイチ、庭に出ませんか」6) R=コルサコフ:『ばらの虜になった夜鶯』Op.2-27) ラフマニノフ:『春の水』Op.14-118) ラフマニノフ:『ヴォカリーズ』Op.34-149) ラフマニノフ:『歌うなかれ、美しい人よ』Op.4-410) ラフマニノフ:『ここはすばらしい』Op.21-711) ストラヴィンスキー:歌劇『夜鳴き鶯』より「夜鳴き鴬の歌」12) ショスタコーヴィチ:オペレッタ『モスクワ・チェリョームシキ』よりリュドチカ・バブロヴァの歌「Ya v shkolu kogda-to khodila」13) ショスタコーヴィチ:オペレッタ『モスクワ・チェリョームシキ』よりリュドチカ・バブロヴァの歌「Chasy na ploshchadi zazhglis」【演奏】オルガ・ペレチャッコ(ソプラノ) ドミトリー・リス(指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団【録音】2016年7月、ロシア、エカテリンブルク、スヴェルドロフスク州立フィルハーモニー・コンサートホール