1,650円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
バロック・ソナタ集《アルフレード・カンポリ~『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.1》★イタリア出身のアルフレード・カンポーリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第1弾です。カンポリは1948年から1955年、どの時代の音楽でも豊かで濃密な音、滑らかで表現力のあるフレージングが尊重されていたこの時期に、このCDのバロック・ソナタの録音を行いました。実際にデッカで1951年、最初に発売された時は片面にバッハのソロ・パルティータ ニ短調、もう片面にブルッフのト短調協奏曲のLPでした。カンポーリはローマに生まれ、ヴァイオリン教師だった父親に学び、その時代の偉大な歌手のレコードを聴いてロンドンで育ちました。その影響もあってか彼特有の演奏は、メロディックなフレージングと名手であることを示す見せ場を作るというイタリア・バロックの基本にルーツを持つベルカント唱法にたとえられます。タルティーニの2つのソナタはダブルトリップ、トリプルトリップが多く、派手なパッセージワークと精巧な装飾音が特徴の難易度の高い曲で、オペラ風の物語をほのめかす副題がついています。19世紀になってやっと一般に知られるようになった『捨てられたディド』と、悪魔が彼の手からヴァイオリンを奪ってソナタを弾いた夢を見て、そのあまりの美しさに目が覚めてすぐに書き取ったという体験から思いついたと言われる『悪魔のトリル』です。「アルフレード・カンポーリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。 (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)【収録予定】《CD 1》1) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004、タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ2) ト短調『悪魔のトリル』、3) ト短調Op.1 No.10『捨てられたディド』/《CD 2》ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ1) イ長調HWV361、2) ト短調HWV368、3) ヘ長調HWV370、4) ニ長調HWV371、5) イ長調HWV372、6) ホ長調HWV373DECCA初CD化【演奏】アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)、ジョージ・マルコム(ピアノ/CD1: 2, 3、チェンバロ/CD 2)【録音】1948年(CD 1: 1)、1954年5月18、19日、1955年3月24日(CD 1: 2, 3)、1952年7月28、30日(CD 2)、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ
ALFREDO CAMPOLI / アルフレード・カンポーリ
イタリア出身のヴァイオリニスト(1906-1991)