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それぞれが一つの世界を持つペルトの交響曲を聴き比べ
《トヌ・カリユステ~アルヴォ・ペルト:交響曲集》
アルヴォ・ペルトの全4曲の交響曲が、ペルトの最も信頼できる仲間の一人トヌ・カリユステの指揮、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で新たに録音されました。この偉大なエストニアの作曲家が以前書いていたように、各交響曲が夫々一つの世界を持っています。ペルトの磨き抜かれた様々な作曲技法で構築されたこれらの交響曲を年代順に聴いてゆくことで、私たち聴き手は彼の音楽的・精神的な変遷を辿っていくことができるのです。彼がヘイノ・エッレルの教え子だった時の1963年に書かれた交響曲第1番(『ポリフォニック』)と、彼が世界で最も幅広い音楽を手掛ける現代作曲家となった2008年に書かれた交響曲第4番(『ロサンゼルス』)にはなんと45年の隔たりがあります。 (資料提供:ユニバーサルミュージックIMS)
【収録予定】
アルヴォ・ペルト(1935- ):交響曲集
[1] 第1番『ポリフォニック』
[2] 第2番
[3] 第3番
[4] 第4番『ロサンゼルス』
【演奏】
トヌ・カリユステ(指揮) ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2016年8月23-26日[1,2,4]、2015年10月27-30日 [3]、ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック(ヴロツワフ、ポーランド)
TONU KALJUSTE / トヌ・カリユステ
エストニアの指揮者