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徹底して透徹した響きを作り上げる交響曲4番は
ラムルー管との貴重なステレオ録音。
唯一の録音である1956年収録の1番も併録
ブラームスの交響曲では交響曲第1番と第4番しか録音を残さなかったマルケヴィチの貴重な記録です。シンフォニー・オブ・ジ・エアとの第1番は「英雄」と同時期の収録で、結果的に1番の録音はこの盤以外残しませんでした。トスカニーニが亡くなってからまだあまり時間が経っていない当時のオケには優秀なメンバーが多数在籍し、この録音においても優れた機能性や表現力は健在です。非常に緊張感のあるこの演奏は、トスカニーニの全盛期を彷彿させる推進力とエネルギーに満ち溢れた名演と言えるでしょう。
そして、ステレオ収録されたラムルー管との第4番は一変して表現が異なります。音色の重心は若干高いながらも推進力の強い演奏。ドイツのオケとは異なる、当時のフランスのオケ独特の響きを随所に生かしたこの演奏は一聴に値します(特にホルンと木管。強烈なティンパニ)。また、フレージング処理の見事さは特筆もの。カップリングされているベートーヴェン:「命名祝日」序曲は本来同じ序曲集録音時のものですが、LP発売当時は収録時間に制限があったからなのか、この4番と組み合わされていました。今回オリジナルを重視し、こちらに併録しました。 (資料提供:タワーレコード)
※ LP初出時のオリジナル・ジャケットを使用
※ 一部モノラル録音(交響曲第1番)
【演奏者】
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エア (CD 1)
ラムルー管弦楽団 (CD 2)
【録音】
1956年12月 ニューヨーク、マンハッタン・センター(CD 1)
1958年11月 パリ、ポリドール・スタジオ(CD 2)
IGOR MARKEVITCH / イーゴリ・マルケヴィチ
ウクライナ出身の指揮者(1912-1983)