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貴志康一 没後80年記念
天賦の才を持った音楽家 貴志康一(1909-1937)の生涯や音楽性に長らく親しんできた北浦洋子によるソナタの記念すべき録音。壮大なスケールの中に、貴志のヴァイオリンへの情熱が浮かび上がる。「竹取物語」や「漁師の唄」など独奏曲は北浦ならではの新たな息吹が感じとれる。
貴志康一は日本人として近衛秀麿に次いで2人目にベルリンフィルを指揮し、自作曲をレコーディングしている。また日本人として初めてストラディヴァリウスを入手するなど演奏活動や作曲、映画まで、多才な能力を発揮した。ヴァイオリン・ソナタが発見されたのは後年だが、貴志の作品の中でも重要な位置を占めている大曲である。
6つのヴァイオリン独奏曲は1932年頃に作曲されており日本の情緒や風景を存分にちりばめられた美しい作品。「竹取物語」は湯川秀樹博士がストックホルムでノーベル賞受賞の晩餐会の時に演奏されたことでも有名。
【演奏者】
北浦洋子(ヴァイオリン)
竹内素子(ピアノ)
録音:2017年8月29-30日、神戸新聞松方ホール(兵庫県)
収録時間=50'21"
YOKO KITAURA / 北浦洋子