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ブリストル・サウンドの名盤の1つ、Trickyのデビューアルバムが2枚組のDeluxe Editionとなって復刻！未発表のリミックスを7曲を含む聴き応え十分のヴォリューム！

1995年2月、Island Records(UK) からリリースされ、イギリスの音楽シーンに衝撃を与え、当時のシーンを代表するデビューアルバムが2枚組のDeluxe Editionとなって復刻！オリジナル・アルバムはリマスタリングされた音源を使用し、2枚目のディスクには7曲の未発表ミックスを含む13曲を収録！ライナー・ノートはMojo MagazineのMark Paytressが執筆。

Adrian Thawsとしても知られるTrickyのキャリアは、1980年中盤にブリストルのTHE WILD BUNCHという音楽集団でDJを始めたことが原点。1990年代の初めには、MASSIVE ATTACKの前身グループを結成、ブリストルのPark Rowのイベント、The Dug Outを活動の拠点とした。MASSIVE ATTACKのMCを順番に行うポリシーにより、1991年のデビューアルバム 『Blue Lines』 ではTricky KidとしてShara Nelson aとHorace Andyと共にフィーチャーされた。1994年にリリースされたセカンド･アルバム 『Protection』 に収録されている ‘Karmacoma’ や ‘Eurochild’ ではユニークなヴォーカル・スタイルも披露。2ndのリリース時期にはTrickyのデビューアルバム 『Maxinquaye』 もリリース間近で、当時Clifton Collegeの学生でTrickyがブリストルの伝説的なミュージシャンであるMark Stewartと暮らしていたアパートに現れたという女性ヴォーカリスト、Martina Topley-Birdをフィーチャーしている。アルバムはとても独創的で、挑戦的なものに仕上がっており、ダークで、偏執的で、陰湿な雰囲気が漂っている。作品はNMEから 「年間最優秀アルバム」 を与えられ、Mercury Prizeにもノミネートされた。15年経った今でも明確な対立軸と独創的な作品で傑作として称えられている。