USポエトリー・スラムのチャンピオンに輝いた実力派リリシストReplifeのデビューアルバム。単に流行のJazz Hiphopの枠にとどまらない、普遍的で奥深い秀作のリリース。1994年にポエトリーの登竜門的存在であるポエトリー・スラムのチャンピオンに輝き、その後社会性/芸術性に優れたReplifeの音楽やアートライティングは、『The Source』、『The Village Voice』、『Wax Poetics』、『The Philadelphia Weekly』、『The Cleveland Free Times』など多くのメディアで絶賛された。巧みな言葉回しや芸術的な単語の羅列で複雑なライムを組み、その独創的なナレーションは、彼が「第三の地」と呼ぶ故郷であるクリーヴランドの貧困を鮮明なスナップショットとして描き出す。デビューアルバムである本作品『The Unclosed Mind』の制作には、地元クリーヴランドをはじめノースキャロライナ、ピッツバーグ、サンディエゴ、シカゴなど全米各都市、海外はUK、カナダ、スイス、日本のミュージシャン/MC(!!)などが幅広く参加。新人ながらDego and Kaidi Tatham for 2000blackがJay Deeへのトリビュートアンセム"Spirit"、Mark de Clive-Loweが"Emerald City"、Atjazzがスウェーデン人ヴォーカリストKissey Asplundをフィーチャーした"Put It Down"を提供するなど、デビューアルバムとしては贅沢すぎるラインナップを展開。さらに東京を拠点に活動する日本人プロデューサーRLPも"Keep On, Part II"、"Make It"の2曲を提供。特にラップの掛け合い、随所に定番ネタを並べるなどそのヒップホップを知り尽くしたかのようなマナーは目を見張ります。そしてヒューマン・ビート・ボックスも駆使するなど実力も遊び心も魅力的。とにかく誰にも真似出来ない強烈な個性は一聴すればすぐに感じ取れる。まさにCommon、 The Rootsが出て来た時の衝撃に通ずる1枚。