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レディオヘッド、DJ シャドウとのツアーを最後に、突如解散を発表。ヒップホップ・シーンのみならず、様々な音楽シーンに衝撃を与えた伝説の先鋭ヒップホップ・ユニット、アンチポップ・コンソーティアムがなんと7年振りに完全復活! 2000 年にダン・ジ・オートメーター主宰のレーベル<75 Ark> からリリースされたアルバム『Tragic Epilogue』で華々しいデビュー。また同じ年に自身のレーベル<Antipop Recordings> からリリースされた『Shopping Carts Crashing』によって、ヒップホップ界で初めてジャンルという境界線を越えていくグループとして認識されるようになる。そしてヒップホップとエレクトロニカの融合をいち早くおこなっていた彼らは2002 年に<WARP> から代表作となる『Arrhythmia』をリリース、そのパワーが本物であることを証明してみせた。その後突如解散を宣言、充電期間とソロ活動の経験を経て、メンバーは更に深みを増して再び結集したのである。「よりパワフルになって、過去最高の状態で復活できる準備が整ったんだ。それぞれの違いを受け入れられるようになったからこそ、俺たちは今まで以上のマジックを生み出すことができるようになった。」とメンバーであるビーンズが語るように今作は、アンチポップがこれまでにリリースしてきた作品の中でも間違いなく最高峰と言えるアルバムに仕上がっている。<BIG DADA> からリリースされるこのマスターピースは、アンチポップ作品の特徴である幻惑的な緩さが、ムードとコンセプト、そしてビートの中を駆け抜け、そこからあらゆる方向に更なる広がりを見せている。「New Jack Exterminator」や「Apparently」のような爆発力を持った楽曲だけでなく、「Volcano」に見られるフューチャー・ファンク、「The Solution」のアンドロイド・ソウル、「Born Electric」で見られる、遊び心にあふれながらもしっかりとハートフルなクルーニング(唱法)を聴かせるサウンド、「Timpani」に見られる実験性、アシッドなキーボード・サウンドが特徴的な「C Thru U」と「Dragunov」、大聖堂で聴いているかのような壮大さが表現されたタイトル・トラックの「Fluorescent Black」など、多様なサウンドへのアプローチが見られる。聴くたびに新しい側面を発見できる、繰り返し聴きたくなるアルバム? ヒップホップであろうがなかろうが、そう思わせるまでにリッチでディープな作品は他にないだろう。アンチポップがヒップホップ界に残した溝は、どのグループにも埋めることができなかった。この4 人のレフトフィールドな姿勢や、その巧みなリリック技法に対抗しようとした他のどのMC グループも、皆を納得させるレコードをリリースできず、その事実が『Arrhythmia』の凄さを改めて証明しているのである。2002 年に一時的に解散してから約7 年が過ぎた現在、ヒップホップに残された課題は、未だに形を変えぬまま残されている。APC はその答えを最新アルバム『Fluorescent Black』に詰め込んで、今再び結束したのだ。
ANTI-POP CONSORTIUM / アンチポップコンソーティウム