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Border創刊第2号が発売!

Border創刊2号の巻頭40ページ大特集は『仲真史のニューヨーク&ロサンゼルス レコードストア完全ガイド』。世界的なアナログレコードブームと言われる中、仲真史さんにNYとLAの今行くべきレコードストアを詳しく紹介してもらいました。もちろん、ただのレコードストア紹介ではありませんよ。実際一軒一軒足を運んで品揃えや傾向やショップの雰囲気、内装からそこで働くスタッフの事まで細かくレポート。そしてそこから見えてくる日本もしくは東京の今を語ってもらいました。ネット時代の実店舗の役割や意味とはどのようなものか?他では絶対読めないとても濃い内容です。実際自身で購入したレコードも一部詳しく紹介してもらいました。そしてこの夏の一大イベント、LAで開催されたフェス、Berserktown IIとBig Loveアフターパーティ。この模様を日記形式で綴ってもらいました(爆笑裏話も盛りだくさんです)。皆さんも良く知っているアーティスト達も大集合。ページの隅々まで大変重要な情報が散りばめられていますので油断しないようにしてください。

続いて本誌フォトグラファー山下優によるNYとLAのBerserktown IIのライブフォトとライブレポート。ICEAGE、CHEENA、MERCHANDISE、DESTRUCTION UNIT & FRIENDS、INSTITUTE、TOTAL CONTROL、LUST FOR YOUTH、SHEER MAG等々のライブの模様を写真と共にお伝えします。

続いての特集は『カセットテープデザインの現在 2015』。<監修・協力:dirtydirt>
今、カセットテープのデザインがすごく気になっている。
どうもここら辺に次世代を切り開く未来のデザインが隠れているのでは無いか?
その情熱と自由さと儚さとユーモア精神溢れるカセットテープに込められたデザインをカセットテープレーベルごとにドカッと28ページに渡ってご紹介します。(そして戸田君に今現在のカセットテープブームに関しての違和感を思いっきり書いてもらおうと思っていたんですが…果たして…。)
最後に20歳になったばかりのもう一人のカセット人間、恐るべき子供(哲学的ゾンビ)吉田源君の『カセットテープの話』を掲載です。これは昨今のカセットブームに乗ってる大人は必読ですよ。
やっぱりカセットテープのデザインって面白い!

そして『アーティストのクリエーションの現場』特集。
2015年の今、どうしても話を聞きたかった東京在住のアーティスト3組、Sapphire Slows、P.I.G.S.、 LSTNGTに登場して頂いた。
音楽を製作する環境はいま大きく変化している。この時代に創造するという事はどういう事なのか?何が彼らを動かすのか?どこで何を考えながら作っているのか?
その謎をなんとか紐解いていければと思い、それぞれの創作現場にお伺いしてインタビューを敢行した。特にSapphire Slowsは創刊号を出した時にどうして出てないんだ?って皆に言われて申し訳無かったですが、満を持しての登場です!彼女の職業として音楽を作る事に関しての意見は現場からのアドバイスとして大変重要で、不安だけどひそかに何かやりたい、やろうと思っている読者に勇気を与えてくれるリアルな言葉にあふれている。P.I.G.S.もLSTNGTも初めて飛び出した話も多数でその創作の秘密がかなり明らかになるインタビューが出来たと思います。これも必読です。

そして今後Border誌上で大変重要な意味を持つコラム連載。今回の筆者陣は、THREE BLIND MICEの東郷達也さん、超洋楽通のAzuさん、Solitude Solutionsの西川尚宏さん。それぞれ急に書きませんかってお願いして快諾?して頂きました。初めて文章書くという方もそれぞれとても面白いコラムになってます。皆さん忙しいなか(8 月末日に上げて頂きました)原稿を提供して頂いて本当に感謝いたします。それぞれの生き方が垣間みれて大変興味深い内容です。

さらにさらに今年2015年4月のレコードストアデイから今週までの半年間でBIG LOVE album of the weekに選ばれたアルバムとシングルを一気に(また勝手に!?)ご紹介!
おそらくこれらの中に2010年代を象徴するような時代を変える大事な作品がいくつも含まれている事は間違いないでしょう。

Border 松田タダシ&山下 優

A4オールカラー全116ページ
定価2,500円(+tax)