至高のメロウソウル「Morning Spring [春の朝]」を筆頭に、全編最高な極上のジャジーソウルが詰まった、The Copeland Davis Groupによる名盤『スモウルダリング・シークレッツ (Smouldering Secrets)』からの7″カット。カップリングには、「春の朝」同系の名曲「Jet [ジェット]」を差し替え収録し、待望のアンコール・プレスです。
フロリダを拠点に現在も活動を続ける黒人ピアニスト、コープランド・デイヴィスが1975年にローカルレーベルからリリースした幻クラスのインディソウルの名作『スモウルダリング・シークレッツ』。元々は、ジャズのピアニストだった彼が、半数以上の楽曲で自らの歌声を披露し、作品を見事なメロウソウルに昇華できたのは、本作のプロデューサーである、James Nebbの手腕かも知れません。コープランド・デイヴィスの華麗なピアノを軸にした、爽快でグルーヴィーなジャズダンサー/フュージョンと、彼の程よく甘い歌声を活かしたソウルナンバーの二本立ての本作にあって際立つのは後者。中でも至高のメロウソウル「A1. Morning Spring [春の朝]」が絶品です。イントロの美しいピアノのフレーズ、マーヴィン・ゲイの名曲「What’s going on」の流れを汲むニューソウル的なフィーリング、圧倒的にドラマチックな高揚感に彩られた必殺の名曲です。さらに、今回のアンコール・プレス分は、オリジナル・アルバムでも、「春の朝」同様に存在感を放ったミディアムテンポのメロウダンサー「B1. Jet [ジェット]」を差し替えで収録。夜中のダンスフロアを心地よく揺さぶる名曲を、7″フォーマットでお届けします。