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日本ハードコア・パンク史の中で最も孤高の光でやぶにらみを続けるバンド“あぶらだこ”のメジャーデビュー盤(1985年リリース)通称「木盤」が遂に紙ジャケット化!
結成当初は、ハードコアパンクの代表的なバンド(ニューイヤーロックフェスティバルに出演した時は“これぞハード・パンク!不気味でハプニングに富む四人組”と紹介)としてその名を馳せるが、どんどん進化するその音楽性により完全に異質化。孤高化。終いにはポジパンの括りに入れられる事もあった。そんな折り、後にラフィンノーズに参加するドラムのマルが脱退。活動が危ぶまれたが、当時、パイディアやYBO2の活動で知られた名ドラマー吉田達也が「こんな凄いバンドを終わらせてはいけない!」との使命感からサポートメンバーを買って出たことで完成。変拍子、シンコペーションを基調とした次々に転調する複雑な曲調、それを完璧にこなす演奏技術、哲学的のようでもあるが、ただの言葉遊び(BUYによる“この人は、この人は・・・THIS人”の歌詞でのズッコケ感)のようにも思える捉えどころの無い歌詞、“歌”とも“唸り”とも言い難い、声をひしゃげた独特の歌い方・・・すべてが、どこにも存在しない、存在しえない大名作。あぶらだこ入門編には最適。後に一曲のみのライヴで披露された名曲「翌日」(シングルカット済み)を収録。小町による歴史に残る名ベースフレーズの静から始まり、徐々にカオスに向かい爆発するその凄まじさは「全世界静カオス同一性楽曲大賞」の永久定番として後世まで語り継がれること必至。ただ、残念なのはそんな大賞がこの世に無いことである。
あぶらだこ