2,519円(税込)
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2009年1月度スタッフ推薦盤!!
フランスで活躍している日本人ピアニスト、塗木良子のファーストアルバム。日本の民謡のかけ声や、お囃子のリズムを取り入れた(2)『MATA KIMASU』の大胆アレンジも面白く、ワールドミュージックの要素を織り交ぜた個性的で独自のスタイルを追求したピアノトリオ。個人的なオススメとしてはは(8)(9)のオリジナル曲での女性らしい繊細なタッチとやわらかなメロディラインと、(9)で披露されるボーカル。エスペランサのような細くふんわりとしたボーカル。ハミングしてるだけのようですが存在感はバッチリ。エネルギッシュさとメロウな雰囲気がバランスよくブレンドされた好盤です。
(新宿ジャズ館 東江)
ジャケだけ見るとヴォーカルものかと思ってしまいますが、カッコいいピアノ・トリオ作品です! フランスで活躍する日本人ピアニスト塗木良子(ぬるきりょうこ)率いるRYOKO TRIOのファースト・アルバム。祭囃子のようなリズムと手拍子、そしてピアノのリフがまるでブレイクビーツのように聞こえ、そこから一転、美しいコード進行へと流れていくM2「MATA KIMASU」がまずユニーク。ラヴェルなどからの影響も感じさせる、いわゆる欧州風の美しいジャズ・ピアノでありながら、どこかそれだけには留まらない、オリエンタルな響き。フランス在住だからこそなのか、自分のルーツをうまく昇華し、ジャズやクラシックと見事に融合させた汎ワールド・ミュージック的とも言えるオリジナリティ溢れるサウンド。これはオススメです!
RYOKO NURUKI(p,voice), MARC PEILLON(b), EL FAKIR ABOU(ds,per)
RYOKO TRIO