CEDRIC IM BROOKS & THE DIVINE LIGHT セドリツク・イム・ブルックス・アンド・ザ・ディバイン・ライト
CEDRIC IM BROOKS & THE DIVINE LIGHT セドリツク・イム・ブルックス・アンド・ザ・ディバイン・ライト
1,572円(税込)
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Light Of Sabaの前身Diveine Lightによる、ジャマイカの過去、現在、未来を描いた壮大なコンセプト・アルバム!!!歴史的にも非常に重要なナイヤビンギ・アルバムの最高峰!!!
【輸入盤CD】
Light Of Sabaの伝説のアルバムの全容がついに明らかになった。このアルバムのいくつかの曲(1,2,9曲目)はイギリスのHonest JonsからのLight Of Sabaの名作コンピレーション・アルバムで聴くことはできた。しかしこのアルバムのハイライトである「Third World」等含め多くの曲は未収録だった。今回の再発ではオリジナル・アルバム完全収録、さらにRandy’sスタジオで録音された貴重な3曲がボーナス・トラックとして追加。うち1曲は完全未発表だった全世界驚愕の音源を追加!!!
サックス奏者Cedric Brooksを中心に、Light Of Sabaの前身にあたるDivine Lightの名義で発表した、超レア・アルバム。ジャマイカのアフリカ・カリブ研究所の要請により作られた、ジャマイカの音楽の歴史を「過去、現在、そして未来」の時間軸に沿ってレコードにするという、ジャマイカでは非常に稀なトータル・コンセプト・アルバム。1973年にジャマイカの「Doctor Bird」レーベル(UKの60年代のヴィンテージ・レーベルとは無関係)からリリースされた伝説的なナイヤビンギ・アルバム。
アルバムのタイトル通り、ジャマイカの伝統音楽であるメントから始まり、スカ、ロックステデイー、そしてルーツ・ロック・レゲエへと変化していったジャマイカの音楽の歴史をLight Of Sabaらしく全編ナイヤビンギ・ドラムを中心に演奏していく。まずはメント時代の代表として伝統的な「Nobody’s Business」「Sly Mongoose」をカバー。ナイヤビンギ・ドラムとメントのリズムが完全に融合した素晴らしいカバーだ。スカ時代の曲ではTreasure IsleレーベルからリリースされたJustin Hinds & Dominoesの大名曲「Carry Go Bring Come」をカバー。アップ・テンポなスカ・ビートとナイヤビンギ・ドラムが絡み合う、まるで60年代のMoodisc録音のCount Ossieのようなサウンドを彷彿とさせる。ロックステディー時代からはWailersのStudio One時代の名ロック・ステディー・ナンバーとAlton Ellis「Let’s Do Rocksteady」が選ばれた。そしてレゲエ時代からはルーツ・ロック・レゲエの最高のアンセムであるAbyssiniansの歴史的大名曲「Satta Massa Gana」が!!!ナイヤビンギ・ドラムが前面にフィーチャーされたルーツ・ファンなら涙なしでは聞くことはできない、とてつもなく素晴らしいカバーだ。
過去、現在のジャマイカの音楽を綴りつつ、しかしアルバムの最後の曲であり、このアルバムのハイライトでもある「Third World」(今回のCD化では12曲目に収録)ではLight Of Sabaの本領であるアフリカン・ビートによる彼らの世界観を10分にも及ぶ大作で展開。そしてこの壮大なナイヤビンギ・ドラムによるアフリカン・ビートの曲こそが、このアルバムで表現したかった、レゲエに続く「未来のジャマイカの音楽」であり、その未来とは、400年前の遠いアフリカの記憶の事だった。Count Ossie & The Mystic Revelation Of Rastafariが「Grounation」で、Ras Michaelが「Dadawah」で描いた、あの絶望的なまでに美しい世界観と同じものがここにある。歴史的にも非常に重要なナイヤビンギ・アルバムの驚愕の再発。これは是非、聴いてみてください!!
CEDRIC IM BROOKS & THE DIVINE LIGHT / セドリツク・イム・ブルックス・アンド・ザ・ディバイン・ライト