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URUGUAY/ウルグアイを代表するSSWハイメ・ルースの旧作がCDリイシュー。オリジナルはどれも高価。
1985年作。ウルグアイ・ニューウェイヴのシンガーソングライターEstela Magnoneとのデュオ作の為、JAIME ROOSが歌っていない曲も多くソロ作よりリズム楽器を控えめに使っている。アルゼンチンの女性アーティストのリリアナ・エレーロの初期作のような独特なダークな雰囲気の美しい作品。ジャケットの印象通りちょっとゴシック感あるのは80年代の混沌としたNEW WAVE - POST PUNK - AVANTGARDE的な冷たい研ぎ澄まされた感覚なのかもしれません。少し飛躍した例えになりますが、カエターノ&ガル・コスタの名作「ドミンゴ」を80年代版にしたような、独特の繊細さ、ほの暗さを包み込んだ作品と言えるでしょう。
エドゥアルド・マテオ、ウーゴ・ファットルーソ、ルベーン・ラダあたりは日本でも知名度が上がってきましたが、ハイメ・ロス(ハイメ・ルース)に関してはまだまだ日本語でのまとまった文章もなければ紹介も、作品の取り扱いも少ないです。むこうでの知名度と評価を考えれば今なら日本で「ウルグアイ最後の大物」と紹介することもできるほどの国民的なミュージシャンです。昨年からまとまった復刻が進んでいますので、これを機会にぜひチェックしてみてください。
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▼前回復刻の全5タイトルはこちら
JAIME ROOS / ハイメ・ロス