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トルコの電子音楽家の幻の音源が遂にリイシュー!!
1950年代後半から若きERKIN KORAYらとともにバンド活動を始め、60年代はロックンロールのギタリストとしてトルコ中の若者を熱狂させたGOKCEN KAYNATAN。そんな彼が1970年代初め、ドイツ在住中に手に入れたEMS社のSYNTHI AKSによって、少年時代から内に秘めていた電子音楽への情熱が一気に開眼。インタンブールの新興レーベル1 NUMARAから1973年に2枚のシングルをリリースします。本作は彼が1970年代以降レコードとしてリリースした全4曲を完全収録。特にEVRENはスペシャルなロングバージョン!
さらに、レコード会社を始めとする音楽産業に幻滅しレコードのリリースを拒絶、トルコの国営テレビ局TRTの専属作曲家として働くかたわら自身のスタジオで黙々と録りためた秘蔵音源の中から5曲を追加収録。中でも地を這うようなAKSのリズムシーケンスにサイケなギターとシンセ音が絡む冒頭曲"DOGANIN OTESI"は本作のハイライトとも言えるでしょう。FINDERS KEEPERSのプロモーション・ビデオでも当時TV番組でこの曲を演奏するGOKCENの姿を見ることができます。
エチオピアのYISHAK BANJAW、モロッコのABDOU EL OMARIなど最近辺境オルガン/シンセ物のリイシューが話題ですが、本作はその流れの中でも大本命、それどころか、SILVER APPLESのファーストやPIERRE HENRYの『PSYCHE ROCK』といった世界の電子サイケのマスターピースに比肩しうる作品だと断言します!
GOKCEN KAYNATAN