デビュー時からその新人らしからぬコンポージング能力とプレイアビリティの高さで一目置かれており、EDGUYのトビアス・サメットもその実力を高く評価し、ツアーに帯同させている。北欧らしい叙情的なメロディをフィーチュアしたハードロックが特徴。桁外れの実力と抜群の知名度を持ち合わせたエリック・グロンウォールの加入以来さらなる躍進を遂げ、前々作「Address The Nation」、前作「Tearing Down The Walls」と好内容のアルバムを量産。若手の中ではスウェーデンでは1位、2位を争う人気ロック・バンドへと成長している。ここ日本においてはLOUD PARK 09、2015年(単独)と二度の来日公演を行っている。
学生バンドであったTRADING FATEを母体とし、セッションをこなしながら「Sweden Rock Festival」等への出演を経て徐々に知名度を上げていった彼等は、H.E.A.Tに改名。その後、JACK DANIELS社主催のイベント「JACK ROCKS」に出演し高い評価を得ると、『アルマゲドン』等に出演した俳優のピーター・ストーメアが主宰する『STORMVOX RECORDS』とのディールを獲得。1st「H.E.A.T」を2008年に発表すると、これが異例のヒットを記録し、一躍ブライテスト・ホープの筆頭として認知されることとなった。2009年には同作で日本デビューを飾り、同様にスマッシュ・ヒットを記録。TOTO、アリス・クーパーらのオープニング・アクトに起用。2009年に入ると、EDGUYのオープニング・アクトとして欧州各地をツアーする傍ら、Eurovison Song Contestのスウェーデン予選であるMelodifestivalen 2009にエントリー。ファイナルまで残る健闘を見せる。同年秋には「LOUD PARK 09」で初来日が実現。翌年、新作「Freedom Rock」を発表。その後、リード・シンガーのケニー・レクレモがプライベートな理由でグループから脱退するが、TVオーディション番組出身で、ビジュアルと実力を兼ね備えたエリク・グロンウォールを新たに迎え、最大の危機を大きなチャンスに変える。一方で、海外での所属レーベル、マネージメントも一新、EUROPE等の作品で知られるトビアス・リンデルを起用し3rd「Address The Nation」を制作/発表。スウェーデン・チャートで8位を獲得した他、各国でヒットを記録、ワールド・ツアーも過去最大規模のものとなった。同一布陣で4thアルバム「Tearing Down The Walls」を制作/発表。2015年に自身初となる単独来日公演を行い、会場に入り切れないほどの観客が集まる成功を収めた。
<メンバー> Erik Gronwall (Vocals) Dave Dalone (Guitar) Jona Tee (Keyboards) Jimmy Jay (Bass) Crash (Drums)
