2007/11/16 | INFORMATION | CHAOSセカンドアルバム「ARCHIVE.ARCHEMIST」リリース記念スペシャル・インタビュー!
BEATの鬼神、CHAOS再び降臨!! 唯一無二の鋼鉄サウンドでシーンを震撼させたファースト・アルバム「ARCHIVE.IN-SECT」から2年、セカンド・アルバム「ARCHIVE.ARCHEMIST」が遂にリリース! 8TH WONDERやSAKURA AKAGI、そしてORGAなど豪華客演も話題のこのアルバムについて、CHAOS(以下C)にインタビューを敢行!
■リリースおめでとうございます。まず聴かせて頂いて感じたのは、より音像というか音質も含めて世界観がより強く濃く表現されていると感じました。今回の作品創りにおいて核となるようなものはなんでしたか?
C:音への挑戦状、自分への挑戦状。錬金術師(alchemist)の如く虎視眈々と磨き上げていく感覚。言葉を羅列していくと至極重苦しくなるね。単純に両手を思いっきり広げて天を仰ぐような感覚が好きだ。内に秘める磨き上げた魂を一気に開放する。そんな事にこだわっていた気がする。ほとんどの曲は一日で創り上げたんだ。メロディに関しては全部一発録りだし。楽譜を読めるわけでもなくキーボードを自然になぞっていった。二度と同じ旋律は弾けないだろうけど、そこがまた面白い。あるトランペッターに言われたんだけど、楽譜は音を後世に残すために人間の考えた手法であって読めないことにコンプレックスを感じる必要は無い、と。とても勇気づけられたね。
■今回は初回盤にはブックレットを付ける等、音とまた違うヴィジュアルでの表現もされていますが、どのような経緯とメッセージがありますか?
C:今回のジャケットはINSECTOR LABO映像部隊のREELと8TH WONDERやIMMIGRATE USのジャケットを手がけるIMAONEの共作なんだ。IMAONEの大ファンで彼の醸し出す一種の泥臭さをどうしても入れたくて、左目に覆い被さる白い戦艦とALCHEMISTのロゴを作ってもらった。IMAONEのデザインとイメージを持ってREELとデザインの方向性を決めていったんだけど、とにかく仕事が速い。次の日には完成してたよ。トラックメーカーはなかなか普段の表情が見えずらいと思わない? 至極お宅的というか。「NEO BLADE TOKYO」で"こんなに楽しんで曲創ってるぜ"みたいなのを前面に押し出したんだけど、今回はその現場を実際にヴィジュアル化したかった。これがブックレットをつけた理由なんだ。
■では、アルバムでのお話は他のサイトでも掲載されていますので、あえて違った質問をさせていただきますね。普段音創りをするうえでのインスピレーションとなるきっかけのような物はありますか?
C:曲を聴くとその当時の場面や抱いた想い、はたまた匂いまでもが思い出されるでしょう? まさにその逆で日常の刺激的な出来事がインスピレーションになっていると思う。曲創りの一番の誘発剤は恋かな!"誰かに聴いてもらいたい"っていう本能的な部分はとても重要なファクターだと思う。恋人のために、親友のために、親のために、子供のために、、、この枕詞がとても好きだ。大事な人が自分の音を聞いて微笑んだら最高でしょう?
■PVを見させていただいたんですが、映像の中にインセクター・スタジオも映っていましたよね!
C:昔と比べるとstudio Insectorもだいぶ充実してきたよ。「NEO BLADE TOKYO」の頃からマスタリングまで全て自分自身で完結させたいと考えるようになったんだ。音質も含めてそのアーティストの表現領域だと考えている。頑固な性格もあるんだけど、練り上げたKICKを誰にもいじられたくないというか、その瞬間に自分の作品で無い感覚を覚えてしまうんだ。もちろんエンジニアからの第三者的観点からの意見はとても重要で、いろいろ勉強させてもらっている。まだまだ経験不足な所もあるし、今持っている考えもすぐに変わるかもね。
■セカンド・アルバムという事で、1枚目とはまた違ったものを携えてのリリースとなると思いますが、自身から見ての聴き所含めてどこに注目してもらいたいですか?
C:ファースト・アルバムを聴き直して感じていることがある。等身大の自分を出し切れたか?と。いかにドープで、いかにトリッキーで、いかに、、、正直背伸びをしてた所があるのは事実だ。「ARCHIVE.ALCHEMIST」では纏った鎧を脱ぎすてることから始まったんだ。正直な想いを正確に紡ぎだして一寸の狂いも無く転写する。そんな17個の魂を感じとってくれたら幸いだ。
■特典も11曲と凄いボリュームですが、どのような意向からこのような形になったんですか?
C:特典CDは未発表音源や過去のINSECTOR LABOの12インチ限定音源を収録している。CHAOS以外の音源を聴いてもらいたいというのもあるし、私自身、創設からの7年間の歴史を振り返りたかったという単純な理由もある。作品を並べて聴いてみると明らかに音への探究心が向上していることを感じる。特に音質面に関しては顕著だ。かといって悲観しているわけでもなく、生い立ちの写真記を見ているようで面白い。音へのアプローチ方法が成長しただけで”核=魂”は変わっていないと確信したよ。
■12月9日に恵比寿MILKで行われるリリースパーティーへの意気込み等是非教えてください。
C:リリース・パーティーではアルバムに参加してくれたゲストを全員呼んでALCHEMISTの世界を生で再現しようと思っている。TRI-BLADE(ORGA+CHAOS+DJ FUNNEL)は一年ぶりの再結成で意気が合うかどきどきだ。一定のルールは決めているものの、アドリブ的要素が多くてうまく噛み合えば最高のライブがみせれると思う。気分を高めるのみだね。8th wonderとはアルバムの曲はもちろん新旧織り交ぜライブをやろうと思っている。masashi,fake?,kskとも鼻息あがってるぜい。もちろんNejel Mongrelも。SAKURA AKAGIとは2度目のセッションになるんだけどあの歌声を生で聴いたらきっと驚く!製作の中でもヴォイスピッチ補正など一度もしたことが無い。神聖な教会にいる気分になると思うよ。脳を揺さぶるライブをするから遊びに来てほしい。
■今後の予定を教えて頂けますか?
C:年明けには、INSECTOR LABOを立ち上げる前にカセットテープ限定でリリースしたMIXテープ「TENKAI」をCDにてリリースする予定。来年春にはBROKEN HAZEのアルバムが出るかな?ラフを聞いたんだけどCHAOSとは対極の世界観がある。一緒にやり始めてもう5年ぐらいになるけど、共に触発しあい続けてきてよかったと思ったよ。
今後、自分自身どういう方向に進んでいくかまったく考えていないんだ。考えられないというのが正確なところかな。
アルバムを創り上げて感じていることがひとつある。
生まれて初めてヒップホップに出会ったときの気持ち生まれて初めてターンテーブルを擦った時の気持ち
生まれて初めてMPCを叩いた時の気持ち
生まれて初めてMACを買った時の気持ち
生まれて初めてステージに立った時の気持ち
大事な何かを忘れちまってないかい?と。
ゆっくり考えていきたい。
■では,最後にメッセージを。
C:このシーンをもっと盛り上げていきたい。遊び場が無ければ創ればいい。INSECTOR LABOを立ち上げたきっかけはここにある。アンダーグランドのままでいいじゃない。みんなで上を向いて歩いていこう。
2007.11.13 chaos
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■ご協力ありがとうございました。
RELEAESE PARTY INFO.







