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2010/10/05  |  TURN ON THE SUNLIGHTアルバムリリース&来日記念スペシャル・インタビュー!

アルバムを聴いて、率直に本当に愛が詰まってる作品だと感じた。
それは、音楽に対してもそうだし、カルロスとジェシー二人の日常の中の風景から醸し出される愛がストレートにそのまま詰まったCDなっている。CDを聴いた後に残る余韻を楽しませてくれるように、そんな聴いた人達の心に何かを『残してくれる』そんな、素晴らしい音楽作品だと感じた。

TURN ON THE SUNLIGHT のメンバーである、カルロス・ニーニョに『TURN ON THE SUNLIGHT』に
ついて、自身の音楽について聴いてみた。

disk union 三河


TURN ON THE SUNLGHT


■今回、素晴らしいアルバムを創り上げたパートナーである、ジェシーのサウンドを初めて耳にした時どう感じましたか?そして、ジェシーとのコラボレーションの際に意識した事、大切にした事はありますか?

C: ジェシーはとても才能豊かなマルチ楽器奏者、作曲家、そしてプロデューサーなんだ。彼のギターの演奏はとてもソウルフルで、心に響く!彼の演奏を初めて聴いたのは、彼の家のリビングだったけど、それを聴いた瞬間からすぐに興味をもったんだ!二人で音楽を作る前から友達で、ニューヨークに行くときは、必ずジェシーの家に泊まっていたよ。2008年6月にニューヨークに行ったとき、"Rabbit Island"をレコーディングしたんだ( Carlos Niño & Friends名義の「HIGH WITH A LITTLE HELP FROM」に収録)。それ以来、曲のアイデアをEメールで送り合うようになった。その後にニューヨークを訪れたとき、ジェシー・ピーターソンのアルバムをプロデュースしたいと申し出たんだ。その制作に入ってから、デュオのアルバムが生まれたんだ。このアルバムに詰め込まれている愛情は、僕らの心から流れているものだよ!僕らは親友だし、それが自然と反映されてるんだ!

■このターン・オン・ザ・サンライトというグループ名には、「目覚めて、目を開けよう」というメッセージが込められていると聴きましたが、具体的にあなたにとっての「目覚めて、目を開ける」という行為もしくは「心を開くこと」はどういう事ですか?

C: 人生、愛、意識に目覚めること。太陽は輝いているのに、僕らはそれを最大限に利用していない。僕らは太陽を浴び、太陽を心の中に持ち、みんなにお返しをしなければいけない。このバンド名は、色々な意味をもつ詩的な名前・・・。

■この作品は、特にアコースティックギターの音を軸としたサウンドになっていますが、何か拘ったサウンドメイクや場所、機材などありましたか?

C: ギター・サウンドは、ジェシーの魂そのものを反映しているんだ。彼は本当に美しい魂の持ち主だよ!レコーディングも特別なことをしたわけじゃなくて、とにかく良いエネルギーが流れるようにしたんだ。僕がギター・サウンドに貢献したのは、励ましたり、音を聴いたり、想像力を広げることだった。

■ターン・オン・ザ・サンライトに限らず、あなたが携わる数多くの作品やプロジェクトは、本当に色とりどりであるのにも関わらず、必ず神秘的や幻想的で、かつ冒険的な要素を持っています。そして、人間としての哀愁やどこか切ない要素がある。それでいて美しくもある。スタイルやジャンルではない、音楽を愛しているからこそ滲み出てくるものだと思うのですが、そのように様々な音楽を吸収し、エネルギーに替えて作品を放つ事が出来るプロデューサー/アーティストとしてのあなたを創り上げてきたものは何だったと思いますか?

C: 僕はとにかく音楽を愛しているんだ!音楽こそ人生だよ!音楽はバイブレーションなんだ。僕はこれだけ素晴らしい人達と音楽を作ることができて、幸運に思ってる。僕は全ての音とリズムにオープンなんだ。コラボレーションをしたり、何かのプロジェクトに関わるときは、僕は自分の心に従うようにしてる。自分が関わる全てのプロジェクトがポジティブで、人にインスピレーションを与えることを願ってる。

■音楽を始めたころはヒップホップやサンプリングの世界に影響を受けたそうですが、特に聴いていたアーティストはいますか?また、のめり込むきっかけになったアーティストはいますか?

C:僕が初めてプロデュースしたアルバムは、ドワイト・トリブル 「HORACE」というスピリチュアル・ジャズの作品だった。ビリー・ヒギンズがドラマーだった。本当に素晴らしい体験だった!ヒップホップに関しては、僕がずっと好きだったグループが二ついたんだ。パブリック・エネミーとア・トライブ・コールド・クエスト。初めて好きになったグループはランDMCだったけど、ああいうサウンドや歌詞は今でも好きとは言えない。ボム・スクワッド、ネイテイブ・タン、プレミア、ディラは僕のオールタイム・フェイバリットのプロデューサーなんだ。チャックD、KRSワン、マイカ・ナイン、Qティップ、ファロー・モンチ、そしてあといくつかのかラッパーがフェイバリットMCなんだ。ヒップホップは、サンプリングを通して色々な音楽について教えてくれたことに感謝してる。でも今のヒップホップのエネルギーや、リリックの内容、音楽的な狭さが好きじゃないので、あまり聴くことはなくなっている。たまに古いヒップホップのレコードや、同世代のヒップホップ・アーティストのレコードを聴くことはあるけど、今は基本的に違う音楽を聴くことの方が多い。

■あなたは、LAのSpacewaysというラジオ番組にも携わっているように、音楽を創る立場だけではない送り手としての立場でも良質な音楽を届けていますが、音楽を届ける立場として意識していることはありますか?また、初めてあなたがラジオ番組に携わった時に、かけた曲や思い入れのある1曲を教えてもらえませんか?

C: ラジオは、大勢の人とすぐに繋がって、音楽を分かち合う手段なんだ。生放送でラジオをやっているし、オープンなフォーマットだから、僕は自由にプレイしたい音楽をプレイすることができる。ラジオをやっているときは、意識とバイブレーションを大事にしている。インスピレーションを与えるような、そして愛と心がこもった音楽をプレイするようにしているんだ。15年前にラジオの活動を始めたとき、スピリチュアル・ジャズ、ソウル・ジャズ、レア・グルーブ、ヒップホップ、ワールド・リズムをプレイしていた。ユセフ・ラティーフの「Love Theme From Spartacus」は、僕が初めてプレイした曲だったかもしれないけど、あの曲は今でも大好き!この曲は、僕の番組で何回かプレイしている。

■あなたが携わっているLAのシーンは、ビートメーカー、ラッパー、シンガーソングライターやグラフティなどクリエイティヴで色鮮やかな個性を持ったアーティストが集まっていますが、今と昔でそれを取り巻く環境や状況は変わりましたか?また、逆に変わらない事はありますか?

C: 僕の仲間はみんなレコード、アウトドア、神秘的な世界が好きな人達ばかりなんだ。僕は太平洋で泳いだり、ハイキングに行ったり、色々なスタジオで音楽制作をしている。自分がDJをしたり、演奏するとき以外は、クラブやバーにいくことは殆どない。だから、前ほど今のシーンについて詳しくない。ロサンジェルスは昔からアートが活発だった。何が変化したか、そして何が同じかは分からないけど、シーンは常に変化していると思う。

■あなたは数多くの様々なアーティストと作品を創り上げていますが、プロデュースすることに対して意識している事加えて、アーティストとの作品創りに対して大事にしている事はなんですか?

C: コラボレーションをする時は、フレキシブルでオープンでいることに意識している。音を聴いて、自分のアイデアやエネルギーを、最適のタイミングで、慎重に出さないといけない。どのプロジェクトも違うから、そのプロジェクトにあったアイデアやコミュニケーションを提供しないといけない。場合によっては、あまり手を下さずに、ワイルドなままや、静かなままにさせた方がいいこともあるし、こっちがガイダンスをしないといけないこともある。手助けする必要もあれば、ガイドする必要もあることがある。

■あなたの今までの作品も含めて、「物を創る事」・「クリエイトする事」をとても生きる上で大事にしていると感じるのですが、今の音楽というフォーマットが、データに移行していく事をどう感じますか?

C: 僕があるアルバムが大好きだったら、アナログ、CD、MP3を全部買う。僕はどのフォーマットも好きなんだ。フィジカルのフォーマットが時代遅れだと言う人もいるけど、アナログは特別な存在だから、100年近く生き延びている。特別なものは長続きするし、生き延びるんだ。今、音楽をダウンロードする人が多いけど、レコードを買う人が増えている。最高のものの代用品はないよ!何があっても、音楽は生き続ける。音楽こそ、僕らの生命の源なんだ。

■ここ日本では近年、様々な影響からCD・レコードショップが数多く閉店してしまっています。アーティストにとっては仲介業者を通さずに、直接お客さんに作品を届けられるメリットやustreamなどでの宣伝等も気軽にできる事はとても良いことでもあると思いますが、良質な音楽をしっかりと届けられるディストリビューターやCD・レコードショップの存在意義を改めて僕らもアーティスト・リスナーも含めて考えるべきだと思うんですが、あなたから見て今の音楽をとりまく現状をどう感じますか?

C: その通り!音楽がよければ、その音楽はフィジカル・ファーマットでリリースされるはずだ。中古レコード店はこれからも存在し続けるし、プレスする価値さえあれば新譜のレコードも存在し続ける。レコード業界をやめていく人達は、需要のないレコードを売っている人達だと思う。それが正しいかどうか分からないけど、僕の視点から言えば、人々は常に良い音楽を探し求めている。流通するものもあれば絶版になる作品もあるし、デジタル化される音源もあれば、コレクターのみのためにプレスされる音源もあると思う。

■今回の作品の話に戻りますが、このCDは音楽を愛する人達すべての人にとっての"HOME"になるようなアルバムだと思うんです。ふと帰りたくなるような、そしてほっと自分を見つめ直せるような、人それぞれの"HOME"になるような愛が詰まった作品だと思うんです。あなたにとってのかけがえのない"HOME"はなんですか?

C: このアルバムは家でレコーディングされたし、心のこもった作品なんだ。「我が家とは、心がこもったところ」という諺がある。だから、この作品を聴いて、アットホームな気分になるはずさ。ホームとは、「愛」だよ。そして、音楽こそ「ホーム」なんだ!海の中で泳ぐとき、祈るとき、そして人のためになることをやったときが、ホームなんだ。それを「Turn On The Sunlight」に感じてもらう瞬間があれば、僕らも本望だよ!

 

TURN ON THE SUNLIGHTアルバム、CARLOS NINO MIX CDご購入はこちらから↓


TURN ON THE SUNLIGHT               Patterns (A Spaceways Radio Collage)


◆ツアー情報◆
LAのシーンを牽引するキーパーソン、カルロス・ニーニョ(Build Ark Ark、J・ディラ・トリビュート『Suite For Ma Dukes』のプロデューサー)の新プロジェクトTurn On The Sunlight。フォーキーでアンビエントなデビュー・アルバム『Turn On The Sunlight』(9/8発売)のリリースと共に初来日が決まりました! http://corde.co.jp/release/index001.php?id=66&ra=AKDRIJYYX

Life Force Trioのドラマー、テクスター・ストーリーを加えた3ピースのバンド編成は、アルバムともまた違ったスリリングな演奏を展開します。カルロス・ニーニョ自身が熱望したレイ・ハラカミやテニスコーツらの出演も決まりました!

Corde presents
-Turn On The Sunlight JAPAN TOUR 2010-

New music by Carlos Nino & Jesse Peterson featuring Dexter Story of The Life Force Trio

Carlos Nino (vo, key, per)
Jesse Peterson (vo, g, key, per)
Dexter Story (vo, d, b, per)

2010.10.11(mon) @ KYOTO METRO with Rei Harakami, TERRAS
2010.10.12(tue) @ KOBE GUGGENHEIM HOUSE
2010.10.13(wed) @ OSAKA PINE BROOKLYN
2010.10.15(fri) @ TOKYO UNIT  with Rei Harakami, Tenniscoats + 梅田哲也
2010.10.17(sun) @ SAPPORO ban.K ski area center lodge

京都公演詳細
2010.10.11(mon) 京都METRO
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
開場:18:00 開演:19:00 →22:30終演予定
料金:前売り3,800円、当日券4,300円(共にドリンク別)
LIVE: Turn On The Sunlight, Rei Harakami, TERRAS

東京公演詳細
2010.10.15(fri) 代官山UNIT
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za-HouseビルB2F
開場:18:00 開演:19:00 →22:00終演予定
料金:前売り3,800円、当日券4,300円(共にドリンク別)
LIVE: Turn On The Sunlight, Rei Harakami, Tenniscoats + 梅田哲也

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