2008/07/16 | INFORMATION | 新世代アーティスト、PAX JAPONICA GROOVEファースト・アルバム・リリース記念スペシャル・インタビュー!

 「和の精神を持つ日本から,世界へ広げていくPEACE」 というコンセプトのもと始動するPAX JAPONICA GROOVE(a.k.a 黒坂修平)。
 2007年4月、STUDIO APARTMENT主宰レーベル"Apt."からリリースされた12INCHアナログ「SHOUーRYU/STAR CHAMBER」がスマッシュヒット。 今年3月には新曲“Ascension”が航空会社・STAR FLYER社のキャンペーン・ソングに選ばれた他、ハウス・コンピレーション 「LYRICAL HOUSE」や「PROJECT GREEN VOL.1」に楽曲提供。鍵盤奏者としても長年のキャリアを持ち、演奏者として培われた音楽感と創造力で「独自のグルーヴ(世界観)を奏でる」今、最も注目すべき新世代アーティストです。
 今回は満を持してリリースされたファースト・アルバム「PAX JAPONICA GROOVE」の記念インタビューとして、このコーナーでは2度目の登場となるPAX JAPONICA GROOVE/黒坂修平さん(以下P)に話を伺いました。

PAX JAPONICA GROOVE■前回の12inch“Shou-ryu/昇竜/Star Chamber”のリリースから約一年、遂にフル・アルバムのリリースです。改めて完成したアルバムをご自身で手にしてみた感想は...

P:まずは、この環境を与えてくれた皆さんに 本当にありがとうございますという感謝の気持ちが大きいです。ずっとやりたかったことなので、とても嬉しく思っています。そしてやっとスタートラインに立てたという気持ちで今後が自分でも楽しみです。

■実際、アルバムを聴かせて頂いて思ったことなんですが、その内容が映しだされたジャケット・デザインになっていますね。

P:ジャケットはもう大満足です。自分の出したかった方向性を、見事に 形にして下さって凄いと思いました!

■これまでは、先ほど挙げた“Shou-ryu/昇竜/Star Chamber”の12inchや、航空会社・STAR FLYER社のキャンペーンにも使用された”Ascension”と所謂「インスト主体」でしたが...

P:そうですね、むしろApt.から出す前は、歌モノしかやってなかったので、逆にインストは難しかったのですが...めちゃくちゃ勉強になりましたし、自分の新しい側面を発見することが出来ました。

■STAR FLYER社のキャンペーンにも使用された”Ascension”(5曲目)はドリーミーなプログレッシヴ・ハウス的トラックですね。

P:“Shou-ryu/昇竜”をリリースして、その後どうしようと結構考えた時間が長くて。何をやればいいんやろと色々悩みに悩んで頭がグチャグチャになってた時期に出来た曲です(笑)。でも意外と自分の引き出しの大きなひとつになった気がして、またチャレンジしたいと思います。

■そしてアルバムではMonday 満ちる、Lori Fine(COLDFEET)、JUJU、Lisa Millettといった実力派ゲスト・ヴォーカルを迎えた曲を披露しています。まずは2曲目“Turn Me On Feat. Monday 満ちる”について聞かせていただけますか?

P:皆さんそうなんですが、Mondayさんはまさかやって頂けるなんて考えてもなかったので、本当に光栄です。先日Mondayさんの生のライブを見させて頂いたんですが、本当に素晴らしく色々考えることがあったのですが、1つにはやっぱり、もっともっと音楽を楽しめるよう、表現できるよう自分自身修行していきたいと思いました。

■どうやらこの曲はアナログ12inchでのリリース予定もあるようですが...(アルバム13曲目、スタジオ・アパートメントRemixも収録)

P:懐かしい感じのアッパーハウスをやろうと思って作ってみました!それにMondayさんの声が入ったことで、とても個性ある曲となったことを嬉しく思います。

■4曲目“Keep The Dream Feat”Lori Fine(COLDFEET)について...

P:自分でもなかなか掴み所がなかった曲で、当初は結構硬めをイメージしたトラックやったんですよね。色々やっていくうちに出来上がった感じで。ポイント的には、Loriさんに作って頂いたコーラスで一気に雰囲気が出てきて、見えてきたなと。歌も疾走感が出て、こんなに歌う人で大きく変わるもんなんやなと感動したのを覚えています。

■7曲目“ Come To Your Senses Feat. Lisa Millett”について...

P:海外でも鳴らせるような骨太な音を作ろう!と思って作った曲です。現状、自分の新しい試みとしては結構やれたんではと満足はしています。ボーカルのLisaですが、ATFCの曲が好きで、そのfeatでLisaを知ってたんですが、イメージにピッタリやったんです。黒人に歌ってもらうのが夢だったのですごく嬉しかったです。

■そして、11曲目“Funtime Feat. JUJU”。これはPAX JAPONIKA GROUP時代からの楽曲のようですが...

P:そうなんです!PAXという名前で活動してから、もう7年ほど経ちますが、ライブでも1回も欠かしたことがない曲で。もともとはもっとダウンテンポのハーフシャッフルなんですが、今回テンポを上げてノリの良い感じにしてみました。昔からやってただけあってイメージやら何やら出来上がってしまってたんですが、JUJUさんの歌声があまりにイメージにピッタリで...僕はもちろん、昔から参加してくれてたメンバーもみんな感動でした!思い出深い曲にすばらしい歌が入って本当嬉しいです。

■これらの楽曲(歌モノ)は、ヴォーカルとトラックのハマリ具合が絶妙で、グルーヴ感もうまく出ていると思います。

P:そこはやっぱりヴォーカリストさんは凄いですよ。個々のトラックに対する解釈やら表現に完全にオリジナリティがありますからね。歌が乗っかってるだけのレベルとは全く違うので。とても勉強になりました。

■アルバム全体の展開を見ても9曲目“Elephant Notes”からシーンが変わり始めますよね。

P:まあ色んなことをやりたいってのが音楽をやる上での自分のコンセプトってことと、あと、メリハリ的な意味も含めて。“elephant〜”は自分でも非常に自信のある作品でして、是非じっくり聴いて頂きたいです。 

■象からインスピレーションを!?

P:象という大自然で生活する神秘の動物をイメージして描いた作品なのですが、音楽的にも映像的にも非常に上手く表現できたと気に入っています。

■何か大きくて優しい、温もりあるフィーリングですね...

P:すごく興味深くて、前々からやってみたくて。もう勝手なイメージすぎるんですが(苦笑)朝昼夜、静と動、喜怒哀楽、後は未知の象独自の精神世界・・そういうのを自分なり表現してみました。

■10曲目“Farmer's Day”では、それまでの四つ打ちから一変してジャズ・フュージョン的な楽曲も聴くことができますね。

P:フュージョン好きなのでもっとエッジが利いたモノも今後やっていきたいです。

■アルバム全11曲(オリジナル楽曲)の曲順には何か流れを感じます。

P:そうですね、頭・“昇竜/Shoryu”は、ああいう始まりですし、当時自分の持ってるものを全部吐き出した曲なので一発目にこれが俺や、みたいな(笑)2曲目はアルバムのリード曲ということで。その後は、勢いのあるエレクトロ色のあるグルーウ゛、そしてディープになり、オーガニックさが少しづつ出てくるグルーウ゛、最後、リスニング的要素が大きくなるグルーウ゛ということで、自分なりの起承転結をつけています。

■今回の制作途中に意識したことや、新たに発見したことがあればお願いします。

P:まあ今回ってわけでもないんですが、改めて、休んだらアカンなと。スポーツも勉強も楽器の練習もそうですが、曲作りもそうで、ずっと自分の中で流してないとダメですね。なので鍵盤練習と曲作りは、まさに継続は力なりです。僕の大好きな尊敬するアーティストの一人、上原ひろみさんも言ってますが、音楽は努力と気合ですね。

■12/13曲目には“Ascension”のダイシダンスRemix、そして“Turn Me On Feat. Monday 満ちる”のスタジオ・アパートメントRemixが収録されています。ご自身のRemix音源を聴いてみていかがでした?

P:自分の音の別アレンジってすごい興味があってお忙しい中やって頂けたのはすごく嬉しくもあり、出来上がりを聴くと楽しかったです。自分の曲にそのアーティストの個性が入ってくるわけですよね。すごくそれは楽しいことやと思います。

■これは前回もお伺いしたんですけど、最近音楽以外でハマってるものってあります?

P:サイクリングですかねぇ(笑)多摩川を散歩してます。“a farmer's day”(10曲目)はそのイメージなんですよ。

■前回のインタビューで、「創り手としてどんな事が自分の世界観に反映されていますか?」という問いに「それはもう日常的なもんです」と答えてくれてましたが、まさにそういった“日常”から生まれた音楽なわけですね。 

P:そうですねぇ。やっぱり基本的にはそうだと思います。別に特別な何かが起こるわけでもないですし(笑)ただやっぱり曲を作ることは本当楽しいですし、やはり自分はコレが好きやなと思います。

■7月26日(土曜日)新木場ageHaにて開催される"WORLD MUSeUM"では、STUDIO APARTMENT Bandの一員としても参加されるようですが... 
 
P:久々に集中して鍵盤練習してまして、やっぱ弾くことは楽しいです。上手くなりたいなと思います。今回自分の憧れのヴォーカリスト、Jocelyn Brownがゲストで来られるということで、めちゃくちゃテンションが上がっています!Kenny Bobienも僕の大好きな歌を歌うみたいですし、すごく楽しみです。あと今回はコーラスもガッツリ参加されるので去年よりさらにパワーアップしたステージになりそうです。本当奇跡的なメンツと思うので、これは本当見るべきだと思います!是非皆さん遊びに来て下さい!

■それでは最後に、このアルバムを通じてメッセージをお願いします。
 
P:ヴォーカリストやミュージシャン、沢山の方々の力が加わった最高の内容となっています。是非何度も聴いて、色んな発見をしてもらえると嬉しいです。宜しくお願いします!

■ご協力ありがとうございました。


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