2017.10.24
Louie VegaとKenny Dopeによる史上最高のユニットMASTERS AT WORK。あらゆる音楽スタイルを吸収してダンスミュージックの最先端を走り続けてきたDJ、そしてプロデューサーチームである。ラテンやアフリカン、ジャズやダンスクラシックを背景に持つLouie Vega、ヒップホップやレゲエなどストリートミュージックがアイデンティティーのKenny Dope。この両者の持ち味をハウスミュージックに、たっぷりと注入したサウンドこそがMASTERS AT WORK最大の魅力だろう。93年に1stアルバム『Masters At Work』を発表後、ヴォーカリストにLuther Vandrossを迎えた「Are you using me」、そして「Beautiful People」や「Love&Hapiness」などMAW初期の代表曲とも言える作品を立て続けにリリース。96年にはセルフレーベルMAW Recordsを設立。翌97年には彼らの多才ぶりを遺憾なく発揮した集大成とも言えるNuyorican Soul名義での『Nuyorican Soul』を発表。大御所Roy AyersやJocelyn Brownなど豪華なゲスト陣の参加も大きな話題を呼んだが、R&Bやソウルに、ラテンやジャズを大胆に吸収した豊潤なサウンドはダンスミュージックシーンに多大な影響を与え、名盤として愛されている。圧倒的な評価を得たMAWのもとにはリミックスの依頼が絶えまなく届き、Madonna、Michael Jackson、Janet Jackson、Jamiroquai、Bjork、Daft Punk、Misia、Tei Towaなどを含め、数え切れないほどの作品を手掛けている。02年にリリースされたMAW名義での2ndアルバム『Our Time Is Coming』は世界中で大ヒットを記録している。ソロ活動も精力的で、06年にはLouie Vegaが過去幾度となくノミネートされた第48回グラミーでベスト・リミキサー賞を受賞。トップ・オブ・トップへと登り詰める快挙を成し遂げた。Kenny Dopeは全編インストゥルメンタルのオリジナル・アルバムを発表。ストリートのカリスマとして君臨し続けている。2014年と2015年にはMAWとして2年連続でUKトップレーベルの人気コンピレーション『House Masters』を手掛け、計8枚のディスクにクリエイションを詰め込んだ。その内容は永久保存盤とも言える内容で、輝かしいNYハウスの調べを奏でている。90年代のデビューから今も天頂で光を放ち続けるMASTERS AT WORK。既に音楽界の至宝と言える存在だろう。
ダンスクラブの歴史をDJ以外の文脈で語る場合に外せないのが、楽曲の魅力を何倍にも引き出すライティング・オペレーターたちだ。時に主役であるDJがライティングに誘導されて選曲をするように、スタンスは裏方ながらも楽曲に対する深い知識と高いクリエイションが求められる。そのトップに君臨するのがライティング・マスターことAriel Figueraである。1988年にLarry Levanもプレイしたニューヨークの伝説のクラブTracksでキャリアをスタートさせ、その後、Junior VasquezのSound Factory、Frankie KnucklesやLouie VegaのSound Factory Bar、Danny TenagliaのVinylなど、輝かしいハウスの歴史に光をあててきた。1996年から続き、世界中で展開されているBody&SOUL でもArielの人間味溢れるライティングはパーティーを構成する重要な要素として欠かせないものになっている。現在はFrancois K.の「Deep Space」と、Danny Krivitの「718 Sessions」で彼のライティングを体感する事ができる。
ダンス/ハウスクラシックスと最新の新譜を織り交ぜたプレイが特徴のNagiとKei Suganoによる男女2人組ユニット。2010年に自主レーベルGreen Parrot Recordingを始動させる。2014年、10周年の節目として『Rise From The Shadows』をリリース。2016年にはLouie VegaファミリーAnane Vegaが主宰する、Nulu Electronicからアルバム『Concrete Jungle』をリリースしたことで話題を呼んだ。
86年に渡米、LARRY LEVANと共にプレイした経験を持つ。映画『MAESTRO』では世界のダンスミュージック・シーンに最も影響を与えたパイオニアとして出演。2009年に自身の集大成ともいえる“DJ NORI 30TH ANNIVERSARY”を開催。前人未到の30時間ロングセットを達成した。DJとしてのキャリア35年以上となる今も、ロンドンやNYでの海外公演など精力的に活動を続け、音楽のかけ方、音楽そのものの表現方法を知るスタイルは世界の至宝と呼ばれる所以となる。
サンプリング/ヴァイナル文化への強い愛情を胸に、ダンスミュージックを独自のスタンスで追求し続けるForce of NatureのDJ/プロデューサー。2009年KZA名義初のアルバム『D.A.E.』をMule MusiqのサブレーベルEndless Flightからリリース。また2010年よりアナログのみのリエディット専門レーベルLET’S GET LOSTをスタート。その活動は実に幅広く、音楽シーンのみならずストリートカルチャーにおいても目の離せない存在である。
こよなくVINYLを愛しハウス、ディスコ、インディーロックを日々掘り続ける。James Murphy、Eric Duncan、JOAKIM、EYヨ(BOREDOMS)など国内外の多数のアーティストと共演、NTS RadioやBerlin Community Radioなど国外へのミックス提供やBoiler Room Tokyoにも出演。更にはJOHN LAWRENCE SULLIVANへの音源の提供やGosha RubchinskiyのパーティーでDJとして参加、ファッション雑誌PERKでの音楽連載執筆など多方面なシーンで活躍中である。
日本が世界に誇る“King Of Diggin”ことMURO。「世界一のDigger」としてプロデュース/DJでの活動の幅をアンダーグラウンドからメジャーまで、そしてワールドワイドに広げていく。現在もあらゆるレーベルのオフィシャルミックスをリリース。国内外において絶大な支持を得ている。新規レーベルTOKYO RECORDSのプロデューサーにも名を連ね、カバーアルバム『和音』をリリースするなど、多岐に渡るフィールドで最もその動向が注目されているアーティストである。
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