ART OF NOISEフェア特典:ART OF NOISEお面
ART OF NOISEフェア特典:ART OF NOISEお面
2,703円(税込)
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1983年、次々とヒットを飛ばしていたプロデューサー、トレヴァー・ホーンを中心に結成。世界が初めて耳にするサンプリング技術を駆使し、様々な「ノイズ」を実験的にコラージュしてポップ音楽に昇華させたのが、彼らアート・オブ・ノイズ。
■日本盤オリジナル紙ジャケ仕様生産枚数限定盤、2008年再発記念ボーナス・ディスク『Reduction』を特別同梱、解説:高野史緒(作家)
チャイナ・レコードから3枚のアルバムを経ていったんは解体したアート・オブ・ノイズが、ZTTに舞い戻って新生アート・オブ・ノイズとして1999年にリリースした意欲的コンセプト・アルバム。近代フランス印象派音楽家クロード・ドビュッシー楽曲の断片をドラムン・ベース、ヒップホップ、オペラ、ジャズ、ナレーションといったポピュラー音楽の要素と融合させるという試みを体現した壮大な作品。エリックB & ラキムのラッパー、ラキムが参加したことでも話題に。今回の日本リイシューでは当時限定盤としてリリースされていた、このアルバムのアウトテイクを中心にまとめたアルバム 『Reduction』 との2枚組特別盤!
バイオグラフィー:
実験的手法で「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ !!
本来裏方の録音エンジニアやスタジオ・ミュージシャンといったひとたちが、当時最新鋭の技術であった“サンプリング”を駆使して、車のエンジン音や物を叩く音など身のまわりのノイズを再構築することで音楽に仕立て上げ「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ。
83年のデビュー当時はZTTのボスであり数々のヒットを生んだ名プロデューサー、トレヴァー・ホーンの覆面ユニットであるとの噂以外、プロフィールが明かされずライヴも行わない謎のアーティストだったが、後に、トレヴァーの指揮の下、アン・ダドリー、JJ・ジェクザリク、ゲーリー・ランガン、そしてブレーン的にジャーナリストのポール・モーリーが参加していたことが明らかになる。
トレヴァーの発明と言われる“オーケストラヒット”はじめ、当時1000万円以上したサンプラー「フェアライトCMI」によって作り出されたサウンド・コラージュ。ヒップホップにも多大な影響を与えた、重いビートのミニマルなダンストラックの多いアート・オブ・ノイズであるが、美しくメランコリックな「モーメンツ・イン・ラヴ」という代表曲もある。これは、数々のCMなどに起用されたほか、マドンナの結婚式で使われた。また後年の「レッグス」は、ミスター・マリックのテーマ曲としても有名だ。
ZTTから離れよりポップなアプローチに向かった彼らは、「ピーター・ガン」でグラミー賞を獲得。90年に一旦解散するが、98年にトレヴァー、ポール、そしてアン・ダドリーによる再結成が実現、ドビュッシーを題材にしたこのアルバムをリリースしてツアーも行った。
ART OF NOISE / アート・オブ・ノイズ