2,530円(税込)
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ソウルジャズ界を代表するギタリストのひとり、ブーガルージョージョーンズ。いくつもの名リーダー作を残した名門PRESTIGEを離れ、ド・マイナーレーベルJOKAに吹き込んだラスト(!)アルバム。とにかく冒頭の「CONFUSION」。荒々しく疾走するファンク・ビートの上でブルージーかつやや哀愁漂うメロディを骨太なシングルトーンで・・・云々を真面目に説明するのも馬鹿馬鹿しい、「これぞ究極のソウルジャズ」の一言で片付けたい1曲。やや冴えないアルトのソロの後、待ってましたとばかり登場。一丸となって大暴れする何処の馬の骨かも分からぬ無名のバック陣にも煽られて、上りつめるところまで昇りつめても尚どこまでも執拗に繰り返すペンタトニック。最後の方は雄叫びというか機関銃というか、しかもまことにナチュラルなジャズ・ギターのサウンドでこれをやってのけるのだ。エフェクトを踏んでライトゲージを軽く擦るのとは訳が違う。同じソウルジャズでも、結局何を弾いても器用にこなすメルヴィンスパークスあたりとも一味違う、ヤクザ度100%の強烈な出来。時は1975年、忍び寄るフュージョン時代の気配を察しつつも「俺にはこれしかない!」とばかり最後の力を出し切った彼の最高傑作!!オリジナル・エロジャケ仕様としては初の再発。原田和典さんのライナーもグッとくる逸品です!!
IVAN JOE JONES(g),BOBBY KNOWLES(org),WARREN GIANCATERINO(b),BUD KELLY(ds),ELLISWORTH GOODING(ts),CHARLES BROWN(as),VERDONE "TURK" BANKS(conga),JAMES VALERIO Ⅲ(perc)
松木俊郎
IVAN BOOGALOO JOE JONES / アイヴァン・ブーガルー・ジョー・ジョーンズ