1960年代後半から1970年代初頭の急進的なアメリカン・ジャズメンの貴重な仏録音を残した重要レ−ベルの諸作が一挙CD化! このAMERICAレ−ベルの3部作を始めAECのデビュ−から数年間の作品が全て米国ではなくフランスの多くのマイナ−・レ−ベルからリリ−スされていることが、当時の米国のジャズ・シ−ンの現況や差別の残る社会状況、フランスのジャズ及び前衛的な芸術に対する理解を如実に物語っている。 印象的なメロデイや楽曲にこだわりを見せたECM時代などに比べて,初期AECの抽象的で混沌とした世界は、サンラなどの再評価が進む現在もっと聴かれるべきだと思う。 呪術によって呼び起こされた精霊が乗り移ったかのように歌い、踊り、演奏する彼等が最後にはハ−モニカを加えたブル−ス的な曲(都会の庶民的な黒人街のイメ−ジだろうか)で演奏を終える。アフロ・アメリカンとしての彼らの思想や表現は時代を超えて存在している。 この他に「レスキュ−・ミ−」のヒットで知られるソウル・シンガ−、フォンテラ・バス(元レスタ−・ボウイ夫人)を加えた「WITH FONTELLA BASS」と「PHASE ONE」も同時リリ−ス。 1970年2月10日録音。 LESTER BOWIE(tp),CHICAGO BEAU(ts,p,harmonica,perc),JOSEPH JARMAN(as,ss,vib,perc),EDWARD MITCHELL JR(bass-sax),JULIO FINN(harmonica),MALACHI FAVORS(b,perc),WILLIAM A.HOWELL(ds) |