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EIICHI HAYASHI/HUMIO ITABASHI 林栄一/板橋文夫
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DUO VOL.2 LIVE AT DOLPHY デュオ VOL.2 ライヴ・アット・ドルフィー |
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MIX DYNAMITE / JPN / CD / 050624-10 / 2005年06月24日 / 2,800円(税込)
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この録音はもっと多くの人に聴かれるべきだと思います。『今、日本のジャズの現場で一体何が起きているのか?』という問い掛けの最も真摯で真実の答えが、この録音の中に刻まれています。 世の中余りにも『まがいもの』の匂いのする人達ばかりに狂喜乱舞していないか?林栄一の様な人が音楽メディアに全く取上げられない現実を目の当たりにする度にそう思います。 林氏の曲を毎回演奏している某人気バンドのファンの人達は、何故、本家である林氏の演奏を聴いてみようと思わないのか?一晩踊って騒いで一瞬にして忘れ去る。所詮、音楽の価値なんてそんなものか。いや、違うだろう。そう思われるメディアに創り上げられた虚像に振り回されない、心ある方々には是非聴いて頂きたい素晴らしい演奏です。 本作は林栄一の楽曲に焦点が当てられた選曲になっており、自らのリーダー・バンドでは殆ど演奏されないにも関わらず、高瀬アキや森山威男などのミュージシャンが昔から好んで取り上げて来た日本ジャズ未曾有の名曲「回想」(高瀬アキさんのバンドでこの曲が演奏される時は、必ず片山宏明さんが『次の曲は「回想」です。あの、海に漂っている「海藻」じゃないですよ。』とMCをして会場の笑いを取るのが常となっていた。)が録音物として登場したのも嬉しい限り。これもメロディに重点を置く板橋文夫が相手ならでは。ただでさえ美しいものが、珠玉のデュオによって更に昇華されたその演奏は、単なる『MUSIC』を通り越し、もはや別の魂が宿った『音霊』と呼ぶに相応しい。 林栄一のライヴに触れる度、早川義夫の歌の歌詞・・美しいものは人をだまらせる・・という言葉が頭を駆け巡る。このライヴでは演奏後、一瞬の間を置いて拍手が巻き起こる。まさに「美しいものは人をだまらせる」瞬間が全ての観客に訪れているのです。 既に世に出尽くしている過去の録音物を、紙ジャケだのボックスだのと形を変えて蒸し返し「モノ」としての価値を与えるのも結構。しかし、今を生きる、生身のミュージシャン達が、現在、そしてこれからもライヴやCD作品などで与え続けてくれる感動こそ、よっぽど換え難く、貴重な体験なのではないでしょうか?本当はライヴを体験して頂くのが一番ですが、近くにライヴ・スポットが無い、忙しく時間が無い。など、皆様諸々事情があることでしょう。そんな方にもこの作品はライヴの現場のダイレクト感が充分伝わる格好の録音かと思います。 (商品部 青木弓) 林さんのことは、上記以上に語る事はないんじゃないか、と思います。まぁそれ以外のこともこれ以上、加えることないのかもしれませんが、このアルバムへの気持ちを一言。 "私はこのアルバムが好き"です。 幻の名盤と言われた”渡良瀬”の復刻によって、旧来のファンのみならず、注目を浴びる板橋氏。そのピアノの美しさ・・。それはある瞬間に突然揺さぶってくる。激しさの裏にある、多くの音の嵐の後にやってくる立ち上るこのゾワゾワする美しさには、もうこの世界と出会って私も15年とかになるけれど、持っていかれてしまう。それは一聴して<板橋氏の世界>なだけに、賛否両論なのかもしれないけれど・・。ピット・インに続くDUO。より深い瞬間がそこには待っています。(関口滋子) 林栄一(as),板橋文夫(p) |
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青木弓 関口滋子 |
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