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BENNIE GREEN  ベニー・グリーン
BACK ON THE SCENE(200G/MONO)  バック・オン・ザ・シーン
CLASSIC RECORDS / US / LP / 050705-03 / 2005年07月05日 / 4,400円(税込)
 
CLASSC RECORDS社製 200G重量盤 *MONO*

ベニー・グリーン好きです。おおらかで、感情表現豊かで、穏やかな気持ちにさせてくれる。技術的に優れていることは置いておいて、グルーンの音色やフレーズは自然と滲み出る人柄の良さや周りを巻き込む優しさを含んでいる。58年録音の本作『バック・オン・ザ・シーン』は三作ある彼のBN盤第一作目(過去にEP盤のリリースありますが)。バブス・ゴンザレス(vo)とジーン・アモンズ(ts)参加の『ソウル・スターリン(BN1599)』、ギルド・マホネス(p)参加の『ウォーキン・アンド・トーキン(BN4010)』と共にグリーンのリーダー作から溢れ出している素朴な哀愁。特にミディアム〜スロー・バラードにおけるプレイからダイレクトに伝わってくる柔らかな空気感こそ彼の真骨頂、円熟した男にしか表現し得ない「わびさび」を感じます。嬉しい事にBN盤三作品それぞれにとっておきのミディアムナンバーが収録されています。本作ではA2「メルバズ・ムード」。マイナー調ラテン乗りの胸キュン哀愁ナンバー。ルイス・ヘイズ(ds)がリムショットを効果的に入れつつ変則打ち。ゆる〜くてとても心地よい。テーマ部、グリーンとチャーリー・ライズ(ts)によるアンサンブルのハーモニーがカリブ海に浮かぶ人知れない孤島へと誘っている。白い砂浜を真っ赤に染める夕日が目に浮かぶ。ラウズの乾いた音色、グリーンの物憂げなミュート、始終悲しげなジョー・ナイト(p)。僕は単純なリスナーなので目をつむって「いいなぁ〜」って感じるこういう演奏がすごく好きです。同様にBN1599収録の「ザッツ・オール」と「ララバイ・オブ・ザ・ドゥームド」、BN4010収録の「グリーン・リーブス」もいいなぁ〜。どれか一つと言われても選べないベニー・グリーン三枚のBN盤。

BENNIE GREEN(tb), CHARLIE ROUSE(ts), JOE KNIGHT(p), GEORGE TUCKER(b), LOUIS HAYES(ds). 1958年録音

[ 1958 ]
渋谷JAZZ/RARE GROOVE館 野村優
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