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ラーシュ・ヤンソンと彼が唯一「認めた」ピアニスト、トミー・コッテルによる珠玉のピアノ・デュオ。彼らなら、こんなのやってくれるよね。と期待通りに美しい目の醒めるなナンバーから、ダラー・ブランドのダイナミックなカバー、それに硬派なフリー・インプロヴァイズまで!ピアニストとしての多様な顔を覗かせてくれます!
ラーシュ・ファン必聴です。(A)
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ピアノ・トリオを好むファンの方がお好きなアルバムかは、?、ではありますが、ラーシュ氏の世界がお好きな方には、きっと”納得”な一枚であることでしょう。トミー・コッテル氏とラーシュの関係は上記のとおりであり、以前の彼のアルバムにも書いたので、ここでは割愛しますが、その2人のつながりとは、(私が思うところ)どんな曲をやっても息づく真の美的感覚なのでは、と思います。
本作はピアノ・デュオのライブ。オープニングは、アブストラクトなイメージ。しかし、この抽象画のようなアートな世界と、懐かしささえ覚える万人の心に何かを感じさせる美しさは表裏一体と思えます。ラーシュ氏が親日家であり、禅の世界に共感していることは有名なことですが、それは”無”から生まれた削ぎ落とされた混じりけのないピュアな音楽世界。それは、メロディが前面であろうと、もぐった形であろうと、このアーティストたちならでは、のもの、と思います。
個人的には、コッテル氏の耽美な4から5曲目のラーシュ氏のノスタルジーが最高!!な展開のですが、全10曲にある種のストーリーを感じさせられるコンサートの記録が、CDになったことは、本当に素晴らしいと思います。
ラーシュ氏のライブに行ったことのある方なら、そのライブで見えるいろいろな氏の顔を楽しんだご経験があるかと思いますが、本作にも、そんなピアニストの世界を感じることが出来ると思います。(S)
LARS JANSSON(p),TOMMY KOTTER(p)
LARS JANSSON / ラーシュ・ヤンソン